They who are a hotel！ 08 (ページ13)

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どうすればいい？ページ13

すると
「東方神起のユノじゃなくて
Aの事を好きなのは
普通の男のチョン・ユンホ！
Aはそこが分かってない！」と
さっきまで冷静だったジェジュンが
ヒートアップし始め
その勢いにあっけに取られた私は
何も言えなくなる。

部屋の中をウロウロと歩き回りながら
何かブツブツとつぶやいているジェジュン。

私もジェジュンに言われた事を考える。

ジェジュンが言うように
ユノが私の事を好きだと仮定する。
そうすれば誕生日の事や
五十嵐さんの所からの帰りのあの怒り方も
まぁ、納得がいく。

う～ん、
これはやっぱり
ユノは私の事が好きって事？
でも、本人から言われた訳じゃないし・・・

そもそもユノの気持ちがそうだったとして
私にどうしろって言うの・・・。
そんな事を考えていると
「A大丈夫？！」と言う声と
目の前でひらひらと揺れる手が見えた。

「え？うん、何が？」と素頓狂な返事を返す私に
「大丈夫ならいいけど」とジェジュン。

「大丈夫じゃない・・・」

「そうだよね、
いきなり言われたら混乱するよね・・・」

「ねぇ、私はどうしたらいい？」

「Aはユノの事どう思ってるの？」

「嫌いじゃないよ？
むしろ好きかな。
でも、その好きが恋愛感情なのかは分からない。」

「そっか。
じゃぁこれからはちょっと考えてみて？
俺は２人はお似合いだと思うんだよね」

「なんで？」

「うーん、
それはユノとの付き合いが長いから
なんとなくそう思う」と
にっこりと笑うジェジュン。

「うん、ちゃんと向き合ってみるね
くるみさん達にも言われてるし」

「そうなの？
あの２人も応援してるんだね♪」

やっと場の空気が和んできた時
ジェジュンンのスマホが鳴った。

「あ、チャンミンだ！」
そう言いながら電話を取るジェジュン。

「うん、Aも居るからそっちにいくね、
え？いいじゃんたまには２人で話したって！」
そう言い電話を切った。

「お土産に焼き鳥持ってきたから
食べようってさ。
それに兼任の事とか引っ越しの事も
今日、話したら？
明日は藤岡さんもいるんでしょ？
今日の方が話すの良くない？」

そうジェジュンに言われて
明日を楽しみにしている藤岡さんの前で話すより
今の方がいいと思った私は
ジェジュンとリビングへ行く事にした。