amante della radio 02 (ページ46)

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シッターさん。ページ46

ひよりちゃんを寝かしつけて
野崎君とリビングへ。

「シッターさん無事でよかったね」

お迎えが無かった原因は
頼んでいたシッターさんが
お迎えに来る途中で交通事故にあってしまい、
忙しくスマホを見る時間がなかったママが
シッターさんと私達からの連絡に気がついてなくて
ユノからの伝言でお迎えがまだなのを知ったからだった。

それでどうしようかと困っていたママに
チャンミンが野崎園長と副園長は
自分の友人だと伝えて
２人にひよりちゃんを預かって貰ったらどうかと
提案したらしい。

それで今の状況になった。

「こういう時に私立の保育園は融通がきくから
良かったな～って思うよ」

野崎「公立だとすぐに警察だったり保護施設だからね。
それが悪い事ではないんだろうけど」

「でも今週は家で預かるのかぁ。
ひよりちゃん寂しくないかな?」

野崎「代理のシッターさんが見つかれば
それが一番だけどな」

「いつもみてくれるおばさんも
海外でお仕事中らしいしママも大変だね」

野崎「親友の仕事を手伝って貰ってるんだし
ひよりちゃんを預かるのはユノ達に協力してるって事で」

「そうだね、そう思おう」

====

CM「今日は助かりました」

「こっちこそひよりちゃんママに
連絡して貰って助かったよ～
今日はまだ撮影?」

CM「俺はもう少しで終わり。
ユノとママさんはまだ掛かるかな」

「そうだ！
明日からは宿舎から撮影現場へ行くんだよね?
ひよりちゃんが宿舎にいたらゆっくり休めないよね。
ママに相談して明日からは
ご自宅に私がお邪魔して面倒みるね！」

CM「そのままで大丈夫ですよ。
どうせ俺達が帰るのは深夜か早朝に寝に帰るだけですから」

「でも、朝とか騒がしいと思うし…」

CM「ひよりちゃんの家は遠いんですよね?
ひよりちゃんにもAにも
通園時間が負担になります。
ラッシュの電車に乗って通うのは心配ですし。
とにかく俺達は迷惑じゃないんで」

「それは助かるけど…」

CM「それとひよりちゃんママの他にも
通訳さんを増やすと決まりましたから
閉園時間には間に合わなくても
なるべく帰れる様にしますから体制が整うまで
数日だけお願いします」

「ありがとう」

CM「いいえ俺達の撮影が円滑に行かなくて
ひよりちゃんママは残業になってしまったんですし」

「何か問題でもあったの?」

CM「韓国と日本では機材も撮影方法も違いますからね」