amante della radio 02 (ページ37)

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撮影決定。ページ37

YN「って感じ」

野崎「大変だなぁ」

翌日、ドラマに出演することが決まり
撮影は東方神起のスケジュールに合わせ
屋内の撮影は日本で行われる事に。

そして監督さんが出演者は事前の
全員合宿を通例にしているんだけど
今回は時間もないので日本でメインの３人
(ユノ、チャンミン、女優さん)だけが
数日合宿をするらしい。

「３人だけで?」

CM「出演者は３人だけですけど
撮影の殆どが日本で行われるので
正確にはスタッフさんが滞在する家に
俺達が３日間滞在するって感じですね」

YN「さすがに相手も女優さんだから３人だけはね。
それにちょっとだけ問題もあるし」

野崎「問題?」

YN「うん、相手の女優さんは
チャンミンの事が好きらしくて
スタッフさんとかにドラマをきっかけに
仲良くなりたいから協力して欲しいって
言ってるらしいんだ」

「それって撮影に影響はないの?」

CM「ないとは言いきれないですね。
一応ストーリーでは最後はユノとくっつくんですけどね」

YN「相手も仕事だから
わきまえるとは思うんだけど」

CM「そこでAに相談があるんです」

「相談?」

CM「撮影が始まってその女優さん、
パク·ジウさんって言うんですが
彼女からアプローチがあるようなら
俺は交際相手が居ると匂わせます」

「で?」

野崎「つまり何かあったら
Aが交際相手になって欲しいと?」

CM「そう言う事です。
撮影はほぼ日本ですし、
ジウさんは日本で活動はしてませんから
撮影後の事を考えても
交際相手が韓国人よりも日本人の方が都合が良いです」

YN「それにもし交際を疑われても
俺達は同居してるし、
新しく嘘の交際相手を頼むよりも信用も出来るし。」

CM「お願い出来ませんか?
もちろん報酬は出します」

「え…演技するって事でしょ?
出来る自信ないよ…
しかも恋人役でしょ…」

YN「頼めるのAしかいないんだ」

CM「別に演技しなくても良いです。
いつも通りでもし何かあったら
俺の発言や行動に合わせてくれれば
あとは俺達が上手くやります」

野崎「手伝ったら?
居候のお礼も兼ねてさ」

CM「お願いします」

「なるべく私が登場しなくて済む様にお願いします」

YN「それはOKって事?」

「私が顔を出すのは最終手段にしてくれれば」

CM「ありがとう！
それじゃ明日から宜しく」

「あ、明日から?！」

YN「なんせ撮影スケジュールが厳しいから
来週からから撮影なんだ」

こうして私は急遽チャンミンの
恋人のフリすることになってしまった…