amante della radio 02 (ページ26)

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訪問者。　(CM ページ26

タケ「恋する乙女かよっ(笑
でもそう言うのって凄く大事だと俺は思うよ」

野崎「Aは愛されてんなぁ～(笑」

「シゲはAの事どう思ってる?」

野崎「どうって?」

「仕事も家も同じなんて
どちらかかお互いに好意があるから
出来る事じゃないですか?」

野崎「答えはＮＯだよ。
前にも話したけど俺達は戦友で家族でもあるかな」

タケ「あー分かる。
二人は家族みたいだよな。
俺から見ても恋愛には発展しないとは思ってたわ。」

野崎「だから心配しないでも大丈夫。
でも、Aが悲しんだり傷つく事をしたら
俺は許さないからな(笑」

「肝に命じておきます」

タケ「おっ、スーパー出たって。
それじゃこの話は俺達だけの内緒で」

「そうして下さい」

暫くすると二人が帰ってきて
夕食にカレーを作ってくれた。

食事を済ませてリフォームの話しになり
費用を出す出さないと話しをしていたら
良い時間になってしまったので
帰ろうとすると宿舎と同じマンションに
エリ達引っ越してきたと言うので
一緒に帰る事になり支度をしていると
Aの家のチャイムが聞こえ、
そのあとすぐに今度はシゲの家のチャイムが鳴った。

昨日のマミ様の件もあるので
住民ではない俺とエリ達はリビングで静かにする。

シゲがインターフォンで対応していると思ったら
突然、女性の叫び声と扉を激しく叩く音が聞こえて
廊下の様子を見るとAが不安そうな表情で
何処かに電話を掛けていたので
タケさんがシゲの所へ行き、
俺はAの所へ行きリビングへと連れて戻った。

暫くするとAの通報した警察が到着したので
事情を説明するためにAがリビングから
玄関へ行こうとすると
玄関ドアが開いた途端にマミ様が
Aをめがけて突進して来て
彼女の髪の毛を掴み廊下へ引きずった。

俺が助けに行こうとするとタケさんが
「今、チャンミンが行ったらマミ様はもっと暴れる。
野崎も警官も居るから任せよう」と俺を止めた。

俺もそれが最善だと理解は出来たけど
それでもじっとして居られなくて
助けに行こうと廊下に出ると
マミ様がAの身体を大きな鏡に打ち付けた。

それからどうやって彼女の元へ行ったか覚えていなくて
気が付いた時にはAを抱き抱えていて
マミ様が警官に取り押さえられていた。

腕の中のAは自分も怪我をしているのに
俺の事を心配した。

それから時松さんに連絡をして俺達は
救急車で掛かり付けの病院へ向かった。