amante della radio 02 (ページ17)

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ご用は? ページ17

野崎「はい、なんでしょうか?」

マミ様「夜分遅くにすみません、
お２階の川原さんに用事がありまして来たのですが
ご在宅でなかったので、
こちらにいらっしゃるかと思いまして…」

野崎「彼女はうちには居ませんけど?
貴方と川原さんのご関係は?
なんでうちに居ると思うんですか?」

マミ様「詳しくお話しするので
出てきて頂いても宜しいでしょうか?」

野崎「お断りします。
貴女は先日我が家に侵入しようとしましたよね?
防犯カメラで確認して警察にも通報してますよ。」

そう言いながら私に警察に通報するように
ジェスチャーをする。

警察に連絡すると
すぐに向かうので玄関は絶対開けないようにと言われ
それを野崎君に伝えると
「とにかく今日は帰ってください。
いつまでも居るなら警察呼びますよ」とマミ様に言った。

するとマミ様は帰るどころか
玄関のドアを叩きながら
「カーラが居るのは分かってるのよ！
早くあの女をだしなさいよ！」と叫んだ。

マミ様の予想外の行動にびっくりしていると
音と声を聞いたチャンミンとタケがやって来て
チャンミンが小さな声で
「ここはシゲとタケに任せて部屋へ行きましょう。
相手は女性ですし、いざとなったら俺も居ますから」と
言いながら私の手を引いて部屋へ戻った。

エリ「通報した方が良くない?」

「連絡はした。
すぐに来てくれるって」

CM「それなら安心ですね」

エリ「でも、Aに会ってどうする気なんだろう?」

CM「もしかしたら、先日俺とユノがここに来たのとか
Aが宿舎に来たのを知ってるのかも」

エリ「それで怒りに任せてここに来たの?
意味分かんないっ！」

タケ「彼女にとってチャンミン達とこうして
仲良くするのは叶わない夢だから
それに嫉妬しちゃうんだよ。
まー本当に関わりたいならもっと違う努力の仕方も
あるとは思うけどね」

CM「マミ様軍団は俺もユノも迷惑してるから
例え仕事で一緒になったとしても
仲良くはせずやり過ごしますけどね」

==数分後==

シゲ「警察が来たな」

チャイムがなり警察官が玄関を開ける様にと言うので
野崎君がドアを開けたら…

マミ様が警察官の制止を振り切って
家の中へ入ってきた。

リビングの扉から見ていた私を見つけて
鬼の形相でこちらへ向かってくる。

私は慌てて扉を閉めようとしたけど間に合わず
マミ様に髪の毛を掴まれ廊下へ引っ張られた。