amante della radio 02 (ページ14)

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逃げられた。ページ14

スーパでは
マミ様が遠くから隠れて見ている

「マミ様がいる。
あれで隠れてるつもりかね(笑」

エリ「赤い髪に赤いスカートとバッグ、
尾行する時くらい地味な格好にすればいいのに(笑」

「思いきって声を掛けちゃおうか?」

エリ「それもアリかもよ」

「それじゃ、声掛けてくる！」

少し離れた棚から覗いているマミ様の方へ行くと
彼女は慌てて逃げて行った。

「逃げられた！」

エリ「今日はもう諦めるかな?」

「戻って来るかもよ?」

エリ「気を付けながら帰ろう」

=====

「タケさんは無事着いたみたいだね」

エリ「野崎くんの家に居るって」

２人で野崎くんの家へ行くと
チャンミンが買い物袋を受け取りながら
「俺達のファンがごめん」と謝ってきたので
「チャンミン達のせいじゃないよ。
サセンが常識がないだけ！だから謝らないで」と
私の気持ちを伝えた。

みんな夕食はまだだと言うので
買ってきた食材でカレーを作り食べながら
昨日のマミ様の話しに。

野崎「被害届は出したけど今のところ実害がないから
何かあった時の保険みたいなもんだな」

エリ「鍵屋さんが良い人で良かったね」

CM「色々とリフォームするなら俺がそれは支払います」

「どうせ近いうちにリフォームは考えてたし
それが早くなっただけだから気にしないで。
それにね凄く安くやって貰えるんだ」

タケ「鍵屋さんなのにリフォームもやってるの?」

野崎「鍵屋さんは実家が工務店なんだって。
それで鍵屋をやりながらリフォームもやってるらしい」

「それに妹さんが昔ストーカー被害に
遭ったことがあるからその時の経験とかを活かして
防犯対策は特に得意分野なんだって。」

野崎「だから早く対策した方が良いって言ってくれて
工務店にある資材でよければ
安く早く出来るって言うから頼んだんだ」

CM「それだってかなりの費用が掛かるだろ?
俺達のせいで急ぐことになったんだから
全部じゃなくても費用を出すよ」

「いらないって～
って言うかチャンミンとエリ達はどうして一緒だったの?」

エリ「私がそろそろAが出てくるかな～って
駐車場からビルまで歩いてたらマミ様とすれ違って
ギョっとしてたらチャンミンがビルの入り口を覗いてた。
それで、マミ様も居たしチャンミンに電話して
マミ様が居るからって伝えて駐車場で待ってたタケに
来てもらってチャンミンと車に行って貰ったの」

野崎「チャンミンはなんでそこにいたの?」