五十嵐さんご夫婦。 ページ23
「おいしぃ〜」と
思わず声に出すと
「それはよかったわ。
そのコーヒーね
うちの主人が焙煎した豆なのよ」とご婦人。
「五十嵐さんは
２人でカフェをやってるんだよ」と
何故か自慢げに話すユノ。
「お店はこの近くだから
今度２人でいらっしゃい。」とご主人。
その後はユノはピオちゃんと遊び始めて
私はご夫婦とユノがどうやって出会って
仲良くなったのかを教えて貰った。
出会いはご夫婦の(五十嵐さん)
ピオちゃんが公園でガラスを踏んでしまって
足を庇いながら歩いているのを見て
ユノが声を掛けたのが始まりらしい。
ご夫婦はピオが大型犬なので
抱っこすることもできず
可哀そうだと思いながらも家まで
歩いて帰るところをユノに声を掛けられ
事情を話したらユノがピオちゃんを抱っこして
家まで送ってくれたと話してくれた。
それ以来この公園で会うと
こうして話をする仲になって、
今では良く五十嵐さんのお店へ
ユノが行くらしい。
「ユノらしいなぁ」と私が言うと
「もしかして貴方がAさん？」と
ご婦人のくるみさんが聞いて来た。
「え？」と私が驚くと
「あはは〜
やっぱりAさんなんだね」と
ご主人の良治さん。
「いっつもね、
ユノくんがピオをAに
会わせたいっていってたのよ。」
「そうなんですか？」
五十嵐さんご夫婦と話していると
あっという間に時間が過ぎて行き
気が付けば１時間近く話していた。
噴水の傍の時計を見ると
もう、戻らないといけない時間だったので
「すいません、そろそろ戻らないと
いけないので失礼します」と２人に伝えた。
「あら、もうこんな時間！
私達もお店の準備しないと」
「今日は楽しかったよ。
また会えるかな？」
「はい、是非！」
「お店の方も今度２人でいらしてね」
「それも是非♪」
ピオと遊んでいるユノに声を掛け
私達は公園を後にした。
帰り道、
「ユノの秘密はピオ？」と聞くと
「そうだよ、俺だけの内緒」とユノ。
「それにしてもピオは大きかったね。
シベリアンハスキーであんなに
大きいの初めて見たよ〜」
「俺も。
うちのテプンも大きい方だけど
あんなに大きいのは初めて出会ったよ」
「あ、そういえばユノの実家にも
ワンちゃんいたねぇ〜」
そんな話をしながらホテルまで
２人でのんびりと歩いて帰った。
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みぃな(プロフ) - 更新ありがとうございます。お身体大丈夫ですか？ 無理しないでくださいね。 (2017年5月16日 15時) (
レス) id: 99f015b09d (このIDを非表示/違反報告)
ミドリ虫(プロフ) - ゆっくり、体調が回復してからでいいですよ？寒いから私の周りでも風邪ひきさんがいます。 (2017年1月17日 14時) (レス) id: 546a708bbc (このIDを非表示/違反報告)
瓶てまり(プロフ) - お大事にねですよ♪元気になったら、続きを楽しみに待ってます！ (2017年1月16日 21時) (レス) id: f70a36db87 (このIDを非表示/違反報告)
ひいろ - kawaetsuさん、はじめまして。ひいろと申します。いつも楽しく読ませていただいてます。お大事にしてください。 (2017年1月16日 1時) (レス) id: 39a7906907 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 体調完全に回復するまで休んでくださいね 更新楽しみに待ってます (2017年1月15日 20時) (レス) id: 3d1fec6d9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kawaetsu
| 作成日時：2016年12月30日 20時
