言えない様な事。 ページ45
なんだかんだ言いながら
２人でチャンミンの持ってきた
DVDを見ながらまったりと過ごす。
「今日はどこか出掛けてたの？」
「そんなに俺の事、気になりますか？」
「ジェジュン達が
今日はチャンミンは用事があるって言ってたから」
「友人と会ってたんです」
「日本に友達がいるの？」
「韓国人の友人が
日本に来ていると言うのが正しいですね」
「へぇ〜、どんな人？」
「気になりますか？」
「うん。気になる」
「キュヒョンってやつです」
「へぇーその人は日本に仕事で来てるの？」
「はぁ〜、何も知らないんですね。
キュヒョンは俺達と同じアーティストで
Super Juniorってグループの１人です」と
半ば呆れ顔のチャンミン。
「Super Junior名前は聞いた事あるなぁ〜」
「今日はゲームを買いに付き合ったんですよ」
「チャンミンゲーム好きだもんね」
「何か問題でも？」
片眉だけ吊り上げてこちらを睨む。
「ないです！」
「それより昨日ヒョンとAがなんで
嘘をついたか教えて貰いましょうかねぇ〜」と
不敵な笑みを浮かべるチャンミン。
「そ、それは・・・」
誕生日の記念に写真をなんて
正直に話したら大変な事になりそうだ。
どうやって切り抜けよう・・・
「なんです？
言えない様な事をしたんですか？」と
ニヤニヤするチャンミン。
”言えない様な事”
その言葉にユノの顔や頬に当たる
吐息を思い出してしまい返事に詰まる。
「ちょ、なんで無言なんですか！
まさか本当に・・・」
「違うよ！
言えない事なんてしてないしっ！」
「じゃぁ、なんであんな嘘を？」
鋭い目つきでこちらを見るチャンミン。
これは、正直に話すしかなさそうだ。
でもどこまで？
ユノも一緒に撮影した事も話す？
いやいや、それはやめておこう。
「えーとですね、
話は一昨日の夜に遡りまして・・・」
私はユノが誕生日のお祝いに
写真を撮る事を提案してくれた事と、
その後に食事に行って
帰り際に荷物を取りに彼の部屋に寄った時、
偶然チャンミンに目撃された事を説明した。
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kawaetsu(プロフ) - 瓶てまりさん» コメントありがとうございます！不定期な更新になってしまっていますが、なるべく更新していきたいと思います♪これからもよろしくお願いします！ (2016年10月6日 7時) (
レス) id: 4de8d8cd04 (このIDを非表示/違反報告)
瓶てまり(プロフ) - 素敵なお話でした。最初から一気に読みました。更新楽しみに待ってます♪ (2016年10月5日 22時) (レス) id: f70a36db87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kawaetsu
| 作成日時：2016年9月25日 12時
