えぇ？！ ページ43
家に到着すると
当たり前の様に「お邪魔します」と
部屋へ入るチャンミン。
まぁ、送って貰ったし
お茶くらい出しますかね。
私がお茶の準備を始めると
「グラスだけ下さい。
コレ飲みましょう」と
鞄からワインを取り出したチャンミン。
言われた通りグラスを用意しながら
「で、なんで近くにいたの？」と質問すると
「近くと言うかAの所に来たら
チャイムを鳴らしても出ないから電話したんですよ。」と
グラスにワインを注ぎながら
当たり前の様に言うチャンミン。
「え？うちに来たの？なんで？」
「Aの分のグラスがないですけど？」
「あぁ、私はワインは苦手で」
「これは美味しいですよ。
Aも呑める様に買って来たんで
一緒に呑みませんか？」
「あ、うん。」
そこまで言われて断るのも悪い気がして
１杯だけ貰う事にした。
「で、約束は明日だよね？」
「とりあえず飲んでみて」
話をはぐらかされてるけど口を付けないと
話が進まない気がした私はワインを１口呑む。
「あ、コレ美味しい！」
「俺のセレクトですから。
いままで飲んだワインが
Aに合わなかっただけですよ」と自慢げ。
「でさぁ・・・」
「明日って約束ですけど、
Aは明後日から仕事ですよね？
だからワインを呑むなら今日がいいと思ったんです。
それにここで呑めば明日のカフェに行くのも楽ですし」
なるほど。
私の仕事の事も考えてくれたのね。
ん？ちょとまって、明日のカフェに行くのも楽？
「チャンミンあのさ・・・」
「泊って行きますよ。
何か問題でも？お？」
問題もなにも大問題でしょ！
「いや、ほら着替えとかさ色々あるでしょ？」
「問題ありません。持ってきました」
そう言いながら自分の鞄を私の目の前に置く。
「でも、みんなが心配する・・・」
「子どもじゃないんですから。
誰がどこに泊ろうと気にしませんよ。
それにヒョン達にはちゃんと
外泊すると伝えてあります」
「ここに泊るって言ったの？」
「言う訳ないじゃないですか。
そんな事言ったらみんな泊りに来ますよ？」
彼等ならありうる・・・
「って事で後でシャワー貸して下さい」
「ちょっと！泊めるなんて言ってない！」
「拒否権はありません」
「なんでそうなるの？！」
「いいんですか？
昨日ユノヒョンが部屋に押し込んだのが
Aだってみんなにバラしてもいいんですよ？」
「ちょっ！知ってたの？」
「ふふんっ！
やっぱりAだったんですね〜」
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kawaetsu(プロフ) - 瓶てまりさん» コメントありがとうございます！不定期な更新になってしまっていますが、なるべく更新していきたいと思います♪これからもよろしくお願いします！ (2016年10月6日 7時) (
レス) id: 4de8d8cd04 (このIDを非表示/違反報告)
瓶てまり(プロフ) - 素敵なお話でした。最初から一気に読みました。更新楽しみに待ってます♪ (2016年10月5日 22時) (レス) id: f70a36db87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kawaetsu
| 作成日時：2016年9月25日 12時
