コインランドリー。 ページ42
はぁ、疲れた。
早くお風呂に入って寝よう・・・
洋服を脱いで洗濯機に入れようと
蓋を開けると中には大量の洗濯物。
(休みの間1回しか洗濯してないもんな・・・)
私は１度脱ぎかけた服を着てコインランドリーへ。
暇つぶし用に雑誌と飲み物を買うために
コンビに寄り道をする。
雑誌コーナーを物色していると
”東方神起インタビュー＆グラビア”と
書かれた雑誌が目にとまった。
一回はスルーしたけど気になって
結局その雑誌を買い
コインランドリーでぐるぐると
洗濯機が動いている間に読む。
新曲リリースにドームツアー。
これからもっと忙しくなるんだね。
洗濯も終わり持ち帰るために畳んでいると
ポケットの中でスマホが震えた。
チャンミンからだ。
明日の事かな？
「もしもし？」
「いまどこ！！」
「え？コインランドリーだけど？」
「こんな時間にか？」
「こんな時間？」
時計をみれば２２時ちょっと前。
「迎えに行くから待ってろ」
「いいよ家まですぐだし」
「現在地を送くれ。」
「どうやって？」
「スマホのGPS！」
私はチャンミンの圧力に負けて
いわれるがままにスマホで位置情報を送った。
「５分で行くからそこにいろ」
え？５分？
チャンミンそんなに近くにいるの？
「え？なんでそんなに近くに・・・」
言い終わる前に通話が切れた。
お得意のブチ切りだ。
仕方がないので洋服を
畳みながらチャンミンを待った。
暫くすると息を切らしてチャンミンが登場。
私を見つけるなり
「こんな遅い時間に１人で出歩くな！」と
怒るチャンミン。
「いや、まだ２２時前だよ？」
「もう、２１時過ぎです！」
(なんで怒られなきゃいけなの？)
「ところで、なんでこんなに近くに居たの？」と
私が少しイライラしながら聞くと
「それは帰ってから説明します。
さぁ、帰りましょう」と洗濯物入った袋を手に取り
コインランドリーを出て歩き出すチャンミン。
私はそれを小走りで追いかけ
「自分で持つよ！」と洗濯物を奪い返した。
なんでチャンミンはこんなに近くに居たのか
当たり前の様に私の前を歩いているのか。
色んな事を考えるけどチャンミンは無言で
私の家へ向かって歩いた。
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kawaetsu(プロフ) - 瓶てまりさん» コメントありがとうございます！不定期な更新になってしまっていますが、なるべく更新していきたいと思います♪これからもよろしくお願いします！ (2016年10月6日 7時) (
レス) id: 4de8d8cd04 (このIDを非表示/違反報告)
瓶てまり(プロフ) - 素敵なお話でした。最初から一気に読みました。更新楽しみに待ってます♪ (2016年10月5日 22時) (レス) id: f70a36db87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kawaetsu
| 作成日時：2016年9月25日 12時
