口裏合わせ。 ページ23
ワンコール鳴り終わらないうちに
通話状態になった携帯。
「もしもし？」
YN「随分遅かったけど何かあった？」
「ごめん、帰って来て連絡するの忘れてた」
そう答えるのと同時に
「もしもし？A？」と電話の相手が
チャンミンに代わっていた。
「え？チャンミン？どうしたの？」
CM「聞きたい事があるんです！」
(あぁ、私だってばれたのかな・・・)
「チャンミンあのね・・・」
「今日、ユノヒョンに
お友達を紹介しましたか？」
「え？」
「今日、ヒョンが部屋に女性を連れ込みました。
ヒョンが言うには女性はAの友達で３人で
食事をして帰りに預かっていた荷物を渡してた
だけだって言ってるんです」
(なるほどね。ここは話を合せるか・・・)
「その女性の名前は？
ユノはなんて？」
CM「聞いてません。今聞きます。」
電話越しにチャンミンがユノに聞いている声がする。
CM「エリコさんだそうです」
(ユノ、私が今日話した友達の名前を
覚えてたのかな？)
とりあえず江里子には悪いけど
名前を使わせてもらおう。
「その人サーモンピンクの
ドレス着てなかった？」
CM「良くは見ていませんが
そんな色だったと思います」
「じゃぁ友達の江里子で間違いないよ。
今日ね３人でレストランで食事をしたの
江里子にも確認してみようか？」
「いえ、大丈夫です。
それよりもそのエリコさんが勘違いしない様に
フォローして貰っていいですか？
Aの友達なら大丈夫だと思いますけど」
「う、うん。
ユノは天然だからね(笑
江里子の事はこっちにまかせて」
CM「分かりました」
「ユノに代わってくれる？」
YN「もしもし？」
「ユノ？江里子の荷物預かってくれて
ありがとうね」
「あぁ、うん。」
(これで話を合せたの気づいてくれるかな？)
「ごめんね迷惑掛けちゃって」
YN「後でまた電話していい？」
「うん、あ！
そこにユチョンいる？」
「いるよ」
「じゃぁ
これから電話するって言っておいて」
「代わろうか？」
「ううん、掛け直すよ。
それじゃぁね」
YN「うん。またあとで」
ユノとの電話を切り
寝る準備を素早く済ませて今度は
ユチョンへ電話を掛けた。
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kawaetsu(プロフ) - 瓶てまりさん» コメントありがとうございます！不定期な更新になってしまっていますが、なるべく更新していきたいと思います♪これからもよろしくお願いします！ (2016年10月6日 7時) (
レス) id: 4de8d8cd04 (このIDを非表示/違反報告)
瓶てまり(プロフ) - 素敵なお話でした。最初から一気に読みました。更新楽しみに待ってます♪ (2016年10月5日 22時) (レス) id: f70a36db87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kawaetsu
| 作成日時：2016年9月25日 12時
