見つかった！ ページ21
言うだけ言って
反省なのかなんなのか
しょんぼりするユノ。
(こう言う時、どうすればいいのか・・・)
「もう遅いし、帰ろうか。
そうだ、お会計しないとね！」
私はバッグの中の財布を探す。
「今日は俺が無理やり誘ったし
誕生日のお祝いだよ？」
「でも、この前もネックレス貰ったし、
それに今日のドレスだって・・・」
そこまで言った所でリリーさんのと
【Aちゃんが遠慮して
ユノは喜ぶと思う？】と言う言葉を思いだし
「ありがとう。今年は夢の様な誕生日だよ♪」と
私は言い直した。
「じゃぁ、来年も楽しみにしてて？」
「うん！そうする♪」
お店を出てユノの部屋へ荷物を取りに向かう。
「そういえばこの格好で皆に会ったら
どうしよう・・・」
YN「大丈夫！この時間はみんなまだ
リビングにいると思うから」
部屋の前で荷物を受け取る。
YN「A、忘れ物ない？
荷物一杯だし送って行くよ」
「大丈夫、今日はタクシーで帰るよ」
「そうなの？」
「うん、この格好だしね。」
「だったら尚更送るよ」
「大丈夫だって！」
そんな会話をしていると
何処かのドアが閉まる音が聞こえた。
次の瞬間背後から、
「ユノ、帰って来たの？」と誰かの声。
(しまった！)
そう思うよりも先にユノが部屋に私を押し込み
声の主に返事をする。
私はそれをドア越しに聞く。
「あぁ、チャンミン。
今、お客さんが来てるから
後でリビングに顔をだすよ」
(チャンミンだったのかぁ)
CM「こんな時間にお客さんですか？
それにその格好なんですか？
パーティーにでも行ってたんですか？
それにお客さんって女性ですよね？
ヒョンまさかここに連れ込むつもりですか？」
ユノを質問攻めにするチャンミン。
「そんなのじゃないよ！
俺が預かってた荷物を
引き取りに来ただけだよ。」
CM「いくら自分の部屋があるからって
宿舎と同じですからね！
それでAに迷惑でも掛る事になったら〜」
(部屋にいるのは
その張本人なんだけどな・・・)
そのあともチャンミンのお小言は
なかなか終わらなかった。
YN「チャンミンその話は後で
リビングで聞くから。とりあえず戻って！」
CM「とっとと送り出して
リビングに来てください。
他のメンバーも居ますから
じっくり話しましょう」
「分かった！分かったら
リビングで待ってて！」とユノは
なんとかチャンミンを説得し
リビングへ追い返した。
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kawaetsu(プロフ) - 瓶てまりさん» コメントありがとうございます！不定期な更新になってしまっていますが、なるべく更新していきたいと思います♪これからもよろしくお願いします！ (2016年10月6日 7時) (
レス) id: 4de8d8cd04 (このIDを非表示/違反報告)
瓶てまり(プロフ) - 素敵なお話でした。最初から一気に読みました。更新楽しみに待ってます♪ (2016年10月5日 22時) (レス) id: f70a36db87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kawaetsu
| 作成日時：2016年9月25日 12時
