実は少々・・・ ページ17
「リリーさん、
今日は無理を聞いて貰って
ありがとうございました」と
ユノが姿勢を正してお辞儀をする。
私もつられてお辞儀をした。
R「気にしなくていいよぉ〜
ほら、車がもう待ってるよ。
ユノまた今度ね！
Aちゃんもまた今度♪」
「はい、お世話になりました」
YN「A行こう。」
スタジオから出ると
外はすっかり暗くなっていた。
YN「寒くない？」
履きなれない少し高めのヒールで
スタジオの階段を降りる私を
ユノが転ばない様にエスコートしてくれ、
「さ、どうぞ」と案内されたのは
１台の高級車の前。
私は言われるがまま車に乗り込んだ。
運転手さんに挨拶をして
後部座席の隣に座るユノ。
「乗って来た車は？」
「ホテルに届けて貰った。
Aの荷物も俺の部屋に届けてもらったから
帰りに寄って。」
「何処行くの？」
「もぉ〜！いいから任せて？」
「・・・」
正直なところここ数日、
彼等と行動を共にして
肉体的、精神的に疲労はピーク。
いくら彼等が私の事を友達として扱ってくれても
私の中ではまだ東方神起である事に代わりはなく、
少々無理をして友達として接しているのが事実。
今日はユノだから少しは大丈夫かと思っていたけど、
慣れない写真撮影で疲労困憊だ。
私が疲れているのを察したのか
ユノは私に話しかける事もなく
車の外の景色を眺めている。
私も窓の外の流れる景色を
ただなんとなく眺めた。
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kawaetsu(プロフ) - 瓶てまりさん» コメントありがとうございます！不定期な更新になってしまっていますが、なるべく更新していきたいと思います♪これからもよろしくお願いします！ (2016年10月6日 7時) (
レス) id: 4de8d8cd04 (このIDを非表示/違反報告)
瓶てまり(プロフ) - 素敵なお話でした。最初から一気に読みました。更新楽しみに待ってます♪ (2016年10月5日 22時) (レス) id: f70a36db87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kawaetsu
| 作成日時：2016年9月25日 12時
