警備室。 ページ32
スマホの
アラームで目が覚める。
(あ、そうか昨日は
ホテルに泊ったんだっけ・・・)
手早く身支度を済ませ警備室へ。
「あれ？昨日からお休みじゃないの？」と警備員さん。
「朝だけ出勤なんですよ〜」
「へぇ〜お疲れ様。
そう言えばさ、長期で泊ってる外国人の
人達、東方神起だっけ？」
「彼等が何かありましたか？」
「いやいや、何もないんだけど
彼等は好青年だねぇ〜
毎日さ俺達に必ず挨拶してくれるんだよ」
「そうなんですね」
「芸能人ってお高い人が多いからさ
俺たちなんて挨拶しても無視される事が
ほとんどだから
向こうから毎日声を掛けて貰えるのって
凄くやる気が出るんだよね」
「そういうのってありますよね」
警備員さんに彼等の事を聞いて
私は自分の事の様に嬉しかった。
「でね、その話を娘にしたらさ
娘は彼等のファンだったらしくて
凄く羨ましがられたよ(笑
それで、お父さんサイン貰ってきて！
なんて言ってたけどね(苦笑」
「彼等にお願いしたら
書いてくれるんじゃないですか？」
「いや〜
でもゲストには頼めないもんなぁ〜」
「こっそり頼んでみましょうか？」
「え？大丈夫なの？」
「本当は駄目ですけどね(笑」
「そうだよねぇ〜
でも、娘の誕生日が近くてさ
実はこっそりお願いしちゃおうかと
思ってたりしてたんだよね。
川原さんだから話しちゃうけど(笑」
「娘さんお誕生日いつなんですか？」
｢明後日。」
「お名前は？」
「ゆりって言うんだ。
もしかして川原さんサイン貰って来る気？」
「出来たらですけどね。
期待はしないでくださいよ？」
「本当に？ありがとう！
今度、何かお礼をするよ！」
「じゃぁ、サインが貰えた時には(笑」
話を終え、事務所へ戻り鍵を開ける。
デスクの上を見ると１枚のメモがあった。
『午前中、本社に用事があるので
そちらへ直行します。
１０時には出社予定です。野崎。』
(本社に出社って何かあったけかな？)
そう思いながらメモを
パソコンの画面に貼り付けた。
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kawaetsu(プロフ) - hiroさん» 初めまして！コメントありがとうございます♪これからも更新頑張ります！ (2016年8月30日 19時) (
レス) id: 717f41a17c (このIDを非表示/違反報告)
hiro(プロフ) - 初めまして、チャミペンのhiroです。5人の東方神起！5人時代からのペンなので、楽しく読ませて貰っています。更新楽しみにしています。 (2016年8月30日 18時) (レス) id: 70d86e783a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kawaetsu
| 作成日時：2016年8月21日 23時
