Cigarette love 02 (ページ11)

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チャンミンのフォロー２。　（YN ページ11

チャンミンが居なかったら
どうなっていただろう。

「チャンミン、
俺どうしたらいいのかな？」

「今日の話は終わりにして
違う話題を話せばいいんですよ。」

「分かった」

２人で彼女の元へ戻り３人で一服をしていると
Aさんが小さな紙袋を
”コーヒーと先週の
プレゼントのお礼です”と俺にくれた。

彼女にお礼を伝えると突然チャンミンが
”お腹が空いたと”言い出す。

(空気読んでくれよ・・・)と思いながら
チャンミンを見ると俺と彼女を
交互に見ながら何かを訴えている。

そうか！
彼女を食事に誘えって事だな！
俺は彼女を食事に誘った。

少々強引だったかもしれないけど
チャンミンの後押しで３人で食事に行くことが決まり
案内してくれたのは親友とよく行く
自宅の近所の居酒屋を案内してくれた。

食事もおいしく
チャンミンも満足しているようだ。

お腹も落ち着き
彼女にプレゼントを開けてもいいか聞くと
「気に入って貰えるといいんですけど」と彼女。

ラッピングを開けると中身は
貝細工の施された淡いブルーの”カフス”だった。

ブルーは俺の好きな色だ。
「ヒョンの好きなブルーですね」とチャンミン。

「今度、使わせてもらいますね」と
彼女に伝えるととても喜んでくれた。

帰りはタクシーが拾える
大通りまで３人で歩く事になり
俺達は自宅まで送るとと言ったけど
「歩いてすぐなので大丈夫です」と彼女は断った。

大通りに着いた時、
チャンミンがAさんに連絡先を聞いた。

そうだ、連絡先を聞くんだった！
チャンミンに先に言われて少々悔しいけど
またもやチャンミンのナイスフォロー。

そしてAさんと無事に連絡先を交換した。

その後タクシーを拾い
チャンミンと２人で家路に着く。
タクシーに乗り込みながら
「また、水曜日に！」と俺は彼女に声を掛けた。

彼女はタクシーが
見えなくなるまで見送ってくれた。

家に着いたらお礼のメールをしよう。