Cigarette love (ページ21)

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ランチ。　その１ページ21

鮎川先生から
ＯＫが出たことを伝えると

「お邪魔しまーす♪」とご機嫌なユノさん。

まぁ、鮎川先生が断る訳はないと思っていたけど。

鮎川先生は交友関係が広くて野球選手や
芸能界にも知人がいてモットーは
「色んな出会いを楽しむ！」

そんな人だから断りはしないと思った。
ユノさんに会っても騒いだりしないだろうし。

そんな事を考えていると、
「Aさんは休憩時間大丈夫ですか？」と彼。
そりゃそうだ、
もうユノさんと会ってから３０分以上経ってる。

「朝、夕方専門で保育園で働いてるので
お昼から夕方までずーっと休憩時間なんですよ！」と
説明すると
「休憩長いのも大変ですね」と彼は笑った。

それから待ち合わせのお店まで２人で向かう。

お店はこのモールの６Fにあるんだけど
向かう途中にすれ違う人たちが彼をチラ見する。

そう言えば有名人でした。。。

「ユノさん、大丈夫ですか？」と聞くと
何のことかすぐ分かったようで
「大丈夫！これさえあれば！」と言いながら
眼鏡と帽子を指さす。

それでも目立ちますけどね(笑

「見つかったらAさん助けてくださいね」と
彼は笑っていた。

お店に到着。

店先で待っていると目立つので
鮎川先生にはLINEで連絡し、奥のテラス席へ。

鮎川先生は到着して開口一番に
「川原っち！このイケメンはなんだ！
彼氏か？そうなのか！」と冗談交じりに言う。

私はそれに対抗するように
「こんなイケメンが彼氏だったら
絶対にあーさん(鮎川先生のあだ名)に
自慢しまくります！」と返す。

そのやりとりを見ていたユノさんは
「あははははー！２人とも面白いですね～」と
目に涙をためながら笑っている。

とりあえずあーさんにユノさんを紹介して・・・

あれ？ユノさんの事、どう紹介したらいい？

するとユノさんが
「始めまして、チョン・ユンホと言います。
Aさんの友人です。
宜しくお願いします」と挨拶をした。

友人？！
いつのまに友人になったのだろう。

でも友人と言われて嬉しかった。

あーさんは
「イケメン友人！羨ましいわ！」と茶化してくる。

そこは華麗にスルーして
「さぁさぁ、食べましょう。
あーさん休憩時間なくなりますよ！」と
２人に声を掛け３人で食事を取りに行った。