Cigarette love (ページ11)

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彼女の仕事。　（YN ページ11

「そうそう、
僕のライターの話の人は
うちの子と手を繋いでる先生ですよ」と宮野さん。

「へ？！」
俺は思わず素頓狂な声が出て
煙草を落としそうになった。

「貰った時は先生だなんて知らなかったんですけど
後日お迎えに行ったときにあれ？って思って
嫁さんに話したら先生だったって分かったんですよ！」と
彼は興奮気味に話した。

俺はまさかねと思いながらその先生を見る。

Aさんだ！

保育園の先生だったんだ！と思いながら
彼女の方を見ていると

「ヒョン、ニヤニヤして気持ち悪いですよ
そんなに宮野さんのお子さんが可愛いですか？
本当に子どもが好きですねぇ～
まぁ、子どもは可愛いですけどね。」と
チャンミンは子ども達を見ながら微笑んだ。

俺が「僕が貰ったのもあの人です。
川原さんて言うんですよね」と宮野さんに言うと
「ユノさん名前何で知ってるんですか？」と
宮野さんが不思議そうに聞くので
「自己紹介したんです。お互いに」と答えたら
「ヒョン！何やってるんですか！
自分が芸能人なの自覚してくださいよ～」と
あきれ顔のチャンミン。

宮野さんは笑いながら
「じゃぁ、ユノさんが喜んでたって
保育園の連絡ノートに書いておきますよ！」と言うので
それは遠慮した。

なぜなら今度会った時に
「Aさんって保育園の先生でしょ？」って
驚かせたいと思ったから。

あ、でもそうなったら
俺の仕事も教えないとフェアじゃないな。

そういえば彼女は俺が東方神起の
チョン・ユンホだって知ってたかな？
いや、ありえないな。

そんな事を考えているうちに
休憩が終わり撮影に戻った。