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突然ですが… ページ2

Aは混乱していた。
目の前には、見たこともない少女、
横には、幼馴染である柚和の姿が確認できた。
それだけならば、たいしたことはなかった。
異彩を放っていたのは、見たこともない少女の、容姿。

目が赤かったのだ。正確には朱色あたりだろう。
別に、充血しているとかではない。
カラーコンタクトの類でもないだろう。
少女の朱色は、自然な色だったのだ。カラーコンタクトの場合、色がどうしても
人工的になる。

だが、その少女の朱色は、その少女に溶け込んでいた。

そして、その少女も、横にいる柚和も、真剣な表情で睨み合っていた。
まるでAとは別次元にいるかのように。

と、少女が口を開いた。
「誰なの。」
その言葉がAにかけられたことは明確だった。

自己紹介をするべきか否か悩んでいると、今度は柚和が口を開いた。
「アルシ、どういうつもり?」
アルシと呼ばれた少女は、少し口角を持ち上げ
「気になっただけ。悪かったかしら。」
挑発するようにこう言った。

柚和は
「もうどっちにしろ遅いか...。」
そうつぶやき、
「この子はA、一回で覚えなよ。」
威圧的にそう言った。

Aに状況が呑み込めるはずもなく、ポカンとしていると、
柚和が耳打ちしてくる。

「逃げるよ。」
「え?」
キョトンとする間もなく、柚和はAの手を引っ張って駆け出した。

理解できてません!→←設定です。



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作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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悠悠自適(プロフ) - もえぎ縹さん» というか作りました。 (2017年12月13日 20時) (レス) id: 5d4b9c55a9 (このIDを非表示/違反報告)
悠悠自適(プロフ) - もえぎ縹さん» なんなら作りますけど、要ります?(・・?) (2017年12月13日 19時) (レス) id: 5d4b9c55a9 (このIDを非表示/違反報告)
もえぎ縹(プロフ) - こそっ(これって続編予定ありますか?)(¬_¬) (2017年12月13日 18時) (レス) id: 87c8f0af90 (このIDを非表示/違反報告)
悠悠自適(プロフ) - もえぎ縹さん» すみません…アルシとノジアが混合してました。ちゃんと直したので大丈夫なはず!多分! (2017年12月11日 13時) (レス) id: 5d4b9c55a9 (このIDを非表示/違反報告)
もえぎ縹(プロフ) - とてもおもしろかったです! きゃあ(≧∇≦)ノジアさん、一体何者!? (2017年12月10日 22時) (レス) id: 87c8f0af90 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:悠悠自適 | 作成日時:2017年12月8日 15時

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