【HQ!!】満開は一瞬です【男主】 (ページ10)

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ほかのメンツは？ページ10

「そーいや、なんでここにきたんだ？」

黒尾が、丁字と高嶺に尋ねる。

丁字が先に答える。
「染井先輩が第二体育館が面白そうなことになってる
　って言われたんで」
「俺は強制連行されました」

「なんで高嶺にしたんだ？」
「先輩強制連行は気が引けたから
　後輩か同輩かなーってなって、
　大島は梟谷の一年と話してて、深山は
　烏野のリベロにろーりんぐさんだー？を
　教わってたからですね」
丁字はそう言い終えると、
「…っていうか」
ぐるりとメンバーを見渡し、
「ＭＢ多くないですか？」
と苦笑いした。

「俺達入れて
　ＭＢ四人、ＷＳ二人、Ｓ二人か」
高嶺がぼそりとつぶやく。

「っていうか、ここは普段どんな練習してるんですか？」
高嶺が黒尾、木兎のほうを見て訊く。
「３対３とか、ブロック練とかだな」
「高嶺が来てＳが二人になったから、
　けっこう試合に近い感じになるんじゃない？」
黒尾と赤葦がそう答える。

その赤葦の言葉にいち早く反応したのは、
「じゃあ、３対３やりましょう！」
日向だ。