【ヒロアカ】あるある転生したら、なんと『スポンジ』になりました！──その２【敵連合】 (ページ5)

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スポンジ１７：かっちゃんさんとスポンジ一目惚れ大事件？！ページ5

｢ほら、取り換えっこだ｣───荼毘さんがそう言った瞬間、コンプレスさんが２つのビー玉を子供たちに投げて返します！

……と、同時に空を舞った私！！！ひえ、ちょ、いきなり投げないでー！！

｢大丈夫かウルトラスポンジマン！！｣トゥワイスさんが私をキャッチ！！

皆さんのお陰で何とか無事でした……あわ、あわわ。

あちらの方では、なんとビー玉が二人の男の子に早変わり！あれがコンプレスさんの個性なんですね！あれ、私の個性より100倍は優秀じゃないですか(今頃)

｢かっちゃん！！｣

｢ちくしょ……あのクソハット野郎！！｣

なんて汚い言葉！コンプレスさんは、く、クソハットなんかじゃありません！！
確かにちょっと奇抜だけど、クソハットじゃありません！！(二回も言わなくていい)

───そして、その時。私は口の悪い彼と目が合った。(どうやって)

口の悪い彼は、私を見ると固まった。
緑の髪の子が｢かっちゃん！早く行こう！！｣と催促していますが、上の空みたいに私を見ています。

｢かっちゃん！！｣

｢爆豪、常闇も助けた。今は引くぞ！
あのスポンジが気になるのはわかるが、早く！！｣

荼毘さんたちは荼毘さんたちで、迎えに来た黒霧さんに動揺されまくってますし！
それを説明している暇はありません。取り敢えず体制を立て直すべく荼毘さんたちと私がワープゲートに消えようとした時です！！

｢なんだ、あの……女神は｣

｢は？｣

｢あのスポンジは何者かっつってんだ！！！｣

突然叫び出した口の悪い彼！！なんと私のことを叫んでいます！ひえ。

｢汚ねえ手でそのスポンジに触ってんじゃねェ！！ぶち殺す！！｣

｢ちょっとかっちゃああああん！？｣

｢なんだ、なんだ？どうした？？｣

口の悪い彼、通称かっちゃんはズカズカとワープゲートに近付いてきます！え、赤髪の子と同じ反応をしても良いですか？！

あ、あ、あれですか？！私のただならぬスポンジの魅力に当てられちゃったんですかね？！私やばくないですか？！

｢は？おい、なんかウルトラスポンジマンが奪われそうなんだが？！｣

｢ちょ、やめっ、黒霧ゲート閉じろ！！｣

｢え？！は、はい！！｣

かっちゃんと揉み合いになった荼毘さんは、すっごく慌てながらゲートを閉じさせました！！

……かっちゃんを巻き込んで。

最後に｢どうしたんだ爆豪……｣と呟いていた赤髪の子が、たまらなく不憫に見えました。すみません、あまりにも魅力的なスポンジで…………(え、)