【ベジータの】貴様らに小説の書き方を教えてやる！【小説教室】

番外編『難しい言葉』についてだ！！ ページ12

次はかなり高度な技についてだ。レベルにしたらギャリック砲レベルだと言っていい。

だが！ここまで学んできたお前達には楽勝だろう！


【難しい言葉】


これはもう…お前らが小説を読むなり事典を開くなりして学ぶしかない。
だが、これが出来ればかなり次元が変わる。


｢具体的には…？｣

｢仕方ない。約束の例文…いくぞ！！｣


――――――

｢俺様がベジータ様だ｣


☆プロフィール
名前:ベジータ
性別:男


｢あれが、サイヤ人の王子…！！｣――クリリンがそう冷や汗を流しながら答えた。

彼はベジータとの戦いを望んではいない。だが、悟空だけは戦いたくない訳ではないようだ。


｢ならベジータ、オラとやろうぜ！｣


――――――

｢良いじゃん！｣

｢文中にプロフィールなんて入る作品が良いのか？｣


だがな、少し難しい言葉に書き換えてみるぞ。


――――――

｢俺様がベジータ様だ｣


彼はサイヤ人の王子、ベジータ。
小柄だが男らしい身体付きをしており、スカウターに隠れた鋭い眼差しは冷酷さと…僅かな優しさを秘めていた。

彼の横顔を語るなら、こんなところだろう。


｢あれが、サイヤ人の王子…！！｣――クリリンがそう冷や汗を流しながら答えた。
笑う膝を叱咤して、なんとかそこに立っている状態である。

クリリンはベジータとの戦いを望んではいない。
だが、悟空だけは吝かではないようだ。


｢ならベジータ、オラとやろうぜ！｣


――――――

｢え、なんか難しい｣


慣れない内は、手を出しにくい書き方だな。
だが、皆の最終的な憧れはこう言う『本格的』な書き方だろう。


『横顔』と言う言葉は、プロフィール代わりに使われたりもする。

『優しい奴だが、仕事を冷酷に徹底すると言う横顔を持つ事でも知られている』…見たいな。


『膝が笑う』は、膝がガクガクしてる様だ。

『叱咤』は、一喝することだ。何してんだ！って怒る感じだな。

『吝(やぶさ)か』は、したくない訳ではない。と言う否定を否定する意味がある言葉だ。
嫌いではない、どちらかと言えば好き。に近いニュアンスだ。


｢よく使われる表現として、『頭(こうべ)を垂れる』とかな｣


僕(やつがれ)や同胞(はらから)など、読みが難しい場合もある。

他には比喩表現を駆使してみろ。『〜のように』と何か別のものに例える方法だ。


｢夢主は春風のような女性だ！｣

｢…広大な海原に取り残されたような心境だった｣

｢あれ？どっちも自分のこと？｣

｢バカ。俺が何故取り残されねばならんのだ。例えだ、例え！｣

終わり ログインすれば
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←番外編『夢主の台詞の書き方』についてだ！

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