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回想ってどう入って、どう終わればいいのか分からない。 ページ10

・・・・・・・・・・・あの後。



囲まれた私たちは当然、
3人でさくさくっと志士たちを突破しては捕縛していた。


そして。


さくさく進んでいくのにも飽きてきたころ。
沖田が言いだしたゲームによって、
あの見出しの「暴挙」とまで言われる粛正がおこる。



「A、今から二人で勝負でィ。
志士をできるだけ多く倒したほうが勝ちな。」


ああ、またくだんね―こと言いだしたこいつ。
このときはまだ、私も大人だった。


「悪いけど、んなめんどくさいこと・・・」

「勝ったほうには、」



ここで、沖田は副長が聞いていないことを確認。


「・・・・・・・アイスクリーム。
それもハ―ゲン30個を負けたほうからおごってもらえる。
ってのはどうですかィ?」


「・・・・・・・え」

体を、電流で貫かれたみたいだった。
あの高っかいアイスを30個だと?
私の安月給じゃ、到底買う気にならないあれを?

それはなかなかの好条件・・・・・


「その顔は、乗り気な顔だよねィ。
はいじゃあ、よーいスタート。」

いきなりの勝手な号令とともに、沖田は志士を一人バッサリ。


え、もうやんの?
つーかだれも参加するとか言ってないけど?
好条件って思っただけなんだけど?

いや、ちょっと待て、とここで気付く。
それ以前に、あのアイスを勝ったほうが
おごってもらえるってことは私が負けたら当然・・・・・・・


「給料ううううううううう!!
全然好条件じゃねえェエエエエエエええ!
そしてハ―ゲンんんんんんんんん!!」


もう、ここからは必死ですよ。
志士たちが丸太かなんかにしかにしか見えてなかったですよ
このへんから。


人とは恐ろしいもので、商品かかってるとなぜか本気になってしまうのだ。

そのうえ、沖田は隊長だから給料いいのかもしれないが
かよわい少女隊士の安月給じゃ
まず、アイスで給料の四分の一が吹き飛ぶ。
その上、それを食うのは沖田の野郎。

「いやだああああああああああああああああ」

無我夢中で斬って、斬って
沖田も負けじと斬って斬って・・・・・・


「「「おりゃアアアアアアアアアアアアアアアア!!!)」」」





・・・・・・・気付いたら、
粛清とかのレベルを通り越した惨状になっていたとさ★

書類って響きだけで吐きそうになりません?→←新聞乗ったぜイェ―イ♪



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設定タグ:銀魂 , 真選組 , ギャグ   
作品ジャンル:ギャグ
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作者名:ピアス | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b19a32b0a01/  
作成日時:2014年3月23日 17時

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