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本人の目の前でいいことも悪いことも筒抜けだったりする。 ページ22
「・・・・・。」
「・・・・・。」
「・・・・・・・・・・。」
｢・・・・・・・・・・なんですか？人の顔じろじろ見て。」
沈黙と視線に耐えきれなくなった私は、ついに山崎に負けた。
真選組でならフツ―に話せるのだが、
今、私は姫で山崎は警護の人。
で、飯食べ終わってからず―――――ーっと沈黙だったわけだが、
さっきから山崎がずーっと私の顔を見てはそらしを繰り返していて、
ばれたかもしれないとひやひやしているのが現状である。
「い、いえ・・・・
姫様が、あまりに俺の同僚に似ているもんですから。」
・・・・・・・・私その同僚ですから。
言えないけど。
「へえ――そうなんですか。
どんな方なんですか？その方は・・」
自分のことを他人として聞ける機会なんてそうそうない。
一体山崎は、私をどういう風にみてんのか・・・・
壁に耳あり障子に目あり。でも私真正面にいるからね？→←久々のヒロインsideだぜ♪沖｢テメ―、自分がヒロインってガラだと思ってんのかィ？」
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作者名：ピアス
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b19a32b0a01/
作成日時：2014年3月23日 17時
