2話 疲れの原因1 ページ6
「おはようございます」
「あ。ソラさん!おはようございます〜」
「あぁ、琴。ちょうどよかった。珈琲ある?」
「どうしたんですか?いつもより顔色が悪いですよ?」
「久しぶりに叫んだからね…」
「叫んだ?」
「あっ。いや、何でもないの。」
「大丈夫か?」
先輩のコウさんが珈琲を私の頭にぽんっと置いた
「あ。コウさん。おはようございます」
「おはよう。
珈琲を飲むのはいいが、飲みすぎには気を付けろよ?カフェインの過度な摂取は体に悪い。」
「はい。」
「ソラさん。上からの仕事、また回されてきてますよ。早く始めないとお家に帰れなくなりますよ?」
「え…本当だ。」
はぁ…と溜め息をもらす。
何時もだ。
上司(コウさんは違う)に仕事を任される。なのに手柄は持っていかれる……もうなれたがやっぱり嫌だ。
「またか?俺も手伝うよ」
「いえ、大丈夫です。(残業すればな)」
「…残業は駄目だぞ。」
「あっ」
手から何部か書類が無くなる。
「仕事は分担。協力が大事だっていつもいってるだろう?またあいつらにもいっておくよ。」
「ありがとうございます。いつもすみません…」
あぁ、自分の非力さに嫌気がさす。
頑張っても成果があがらず、認められない。
何をやっても意味がない…
「ー、ソラ!」
「あ、はい!」
しまった。また自分の世界に入ってしまった…
「一人で抱え込むなよ?」
「はい…」
私は椅子に座り、平均以上の仕事を終わらせるべく手を動かした。
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作者名:マーウカッツェ | 作成日時:2017年10月9日 10時