【ﾃﾆﾌﾟﾘ】Because I do not matter【四天宝寺】2nd

episode3〜14〜 ページ17

今日はどうやら文化祭準備期間で
短縮授業で5、6時間目は部活動準備らしい

貴｢よっしゃ｣

金｢朝から元気やなA！｣

貴｢あんただけには言われたないわ｣

金｢そうか？｣

貴｢おん、あんたの方が声デカいしな｣

金｢そうなんか！｣

貴｢そろそろ授業開始の時間やな｣

金｢せやな！｣

まぁ授業なんて睡眠時間としか思ってないけどね

さぁ、油断せずに寝よう

貴｢おやすみ｣

と小さく呟き寝た



ｰ夢ｰ

貴｢ここは？｣

辺り一面が真っ暗でよく見えない

？｢A｣

貴｢柳先輩！｣

柳｢近寄るな!!｣

貴｢え……？｣

柳｢やっぱり気付いたんだ、
姫華を虐めたのはお前だとな｣

貴｢違っ――――｣

柳｢今まで俺は騙されていたんだな｣

貴｢柳……先ぱ……｣

柳｢お前ごときが俺を名前で呼ばないでくれるか｣

胸を刺されるような……
いや
胸を抉られるような言葉だった

その言葉を放った柳先輩の顔は
ワイを軽蔑する酷く冷たい顔だった

姫｢柳くん！｣

あれは姉……？

柳｢姫華!!｣

姫｢姫心配したんだよ？
ほら！一緒に帰ろう？｣

そう言って手を柳先輩に差し出す姉

やめて、ワイの……
ワイの大事な柳先輩に触らないで……

柳｢ああ、帰ろうか｣

そう言いながら手を握る柳先輩

貴｢いやだ……｣

柳｢じゃあ行くぞ｣

姫｢うん！｣

そう言い二人は手を繋いでワイの前を通っていった

貴｢待って…｣

そう呟き走ろうとした

貴｢え？｣

石像のように足が固まってる
動かしてみようと試みるけど
びくともしない

貴｢何……これ……｣

身体がどんどん石像みたいに固まっていく

最後に見えたのは


――――ワイを睨み付ける柳先輩だった





――――――――――――――――

作者部屋

今回の話楽しんでいただけたでしょうか？

私は書いてて楽しかったです!!

柳先輩オチだと思っている人がたくさんいると思いますが


実は違います(多分)

これから話は少し複雑になってきます

着いてきてくださいね!!

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