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私の恋の行方。 ページ14
夢主side
言った、ついに言ってしまった。
もう後戻りなんてできない。
彼がどういう顔をしているか気になった。
私は顔を上げて、彼を見た。
緑谷「……えっ、と……」
『……！』
そこには、顔を赤らめて俯く出久くんの姿があった。
私に見つめられていることに気づいた彼は、片手で顔を覆うように隠す。
緑谷「なんで僕なんだろうと思いまして……」
『……出久くんだから、夢に向かってひた走る君を見てきたから、好きになったんだよ。』
思わず涙が零れる。
募り積もった気持ちが、溢れてしまった。
涙を流す私に、彼は目を丸くする。
緑谷「……すごく、嬉しいです。その、僕なんかを好きでいてくれて……」
あぁ……私は何かを察してしまった。
緑谷「……ごめんなさい、僕と先輩とじゃ釣り合わないというか……その、僕よりいい人だっているし……。」
振られるって。
．
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勝天Runa - とても面白いです！更新頑張ってくださいね！！応援してます！！ (2021年3月16日 16時) (
レス) id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：西村 | 作成日時：2021年3月9日 9時
