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8人が青蘭に会いに来たのはあの手紙を読んですぐの事だ。
「森羅。」
森「Aさん？と皆さん。」
「青蘭に会いにきた。」
森「ありがとうございます！」
ARSENAL「まだ会いにきただけや。」
ACE「預かるかどうかは別の話。」
森「そうですよね……。」
「青蘭って左側？」
庭で遊んでいる二人の男の子を指差すA。
森「はい。左側にいるあの子が青蘭です。」
TOPPO「二人とも女の子みたいやなぁ。」
「もう一人は？」
森「青蘭さんのお兄様、颯斗様です。」
青「だぁれ？」
森「っ！青蘭さんっ。」
青「？」
森「青蘭さんのお父さんのお姉さん。
つまりあなたの叔母様にあたります、A様です。」
青「ふーん。」
森「……。」
青「こんにちわ笑」
8人「こんにちわ。」
青「森羅くん、まだ遊んでていい？」
森「はいっ。どうぞ。」
青蘭はふっと笑顔を見せて今まで遊んでいた場所に戻る。
「青蘭のことはわかった。颯斗は？」
森「呼びましょうか？」
「うん。」
森「颯斗様！」
颯「なぁに？」
こちらへ走ってきた颯斗と目を合わすA。
「こんにちわ、颯斗くん笑」
颯「こんにちわ！お姉さん笑」
「うちは颯斗くんのパパのお姉ちゃん、君の叔母にあたるAや。」
颯「おばさん？」
「そう。」
颯「きれーなお姉さんやね笑」
「ありがとう笑」ﾅﾃﾞ
颯「ふふっ笑」
青「にぃにー！早く続きしよーよ笑」
颯「あ！はぁい！Aちゃん、青蘭ところ行ってもえぇ？」
「うん。ごめんな笑」
颯「んーん！バイバイ！笑」
「バイバイ。」
JACKY「反応の違いやで。」
TOPPO「颯斗くんの方がおっとりしてんねんや。」
ARSENAL「ほんまに兄弟か？」
ACE「颯斗くんの方が可愛いやん。」
GUM「あそこまで違い出る？」
JOHNNY「すげぇな。」
二人の反応の違いに驚く6人を横目にマックは何かに気づいたような顔をする。
「森羅……」
森「……はい」
「青蘭。琉生の子じゃないやろ。」
森「さすがですね。あれは黎青さんの子供で琉生さんのお子さんは颯斗様だけです。」
「琉生は知らんかったん？」
森「奥様が言わないでほしいと。」
「あいつの事や。無理にｼたんやろ。」
森「はい。」
TOPPO「なんでわかったん？」
「簡単やん。」
TOPPO「ん？」
「青蘭が背後に立ったとき、森羅は体をﾋﾞｸつかせた。それが意味すんのは。」
森「っ。」
「………圧倒的支配。れいあと同じタイプの人間。」
森「……。」
「お前も弱なったなぁ。
あんな子供に支配されるやなんて。」
森羅には返事はまた後日。と伝えて家路につく。
続く (更新停止中)
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作者名：慧梨 | 作成日時：2018年1月7日 2時
