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竜「お待たせ！」
侯「うわぁ。」
しばらくして戻ってきた竜也。
きみの顔やで笑
竜「そんな顔すんなって。すぐだから。」
侯「マジでイヤや。竜也くん、それなんとかならん？」
竜「無理だよ笑 ほら、さっさと終わらせるぞ。」
侯「わかったー。」
竜「ちょっと痛いけど我慢だからな。」
侯「おん。」
竜「じゃあ行くぞー。」
侯「うっ、いったぁ！」
竜「もうちょいだから我慢しろ。
……よしっ。いいぞ笑」
侯「いったぁ……。」
竜「えらいじゃん。結果出るまで待合室で待ってて？」
侯「はぁい。」
竜「章大、侯隆がもしインフルだったら隔離とか考えてね。Aも小さいんだから移ると大変だよ？ただでさえチビ多いんだから。」
章「おっけ。」
竜「じゃあまた後でね。」
章「おん。」
そう返事をして診察室から出る。
隔離かぁ。下の和室しかあらへんな。
「パパぁ。お腹しゅいたぁ。」
章「ご飯食べてへんもんな。」
「んぅ。」
章「すばる、ちょっとそこのコンビニでなんか買ったって。A連れてっていいから。」
す「わかった。A、行こ笑」
「ん。」
章「すぅくんになんか買ってもらい笑」
「うん。」
す「きみ、なんかいるか？」
侯「飲み物。」
す「おっけ。A、離れたらアカンから抱っこしたる。」
「あい。」
す「ほな行ってくるわ。」
章「ごめんな、ありがと。」
す「うん。」
Aはすばるに任せとこ。
竜「章大。」
章「結果出た？」
竜「うん。診察室行こっか。」
章「おん。きみ、行くで。」
侯「あい。」
診察室に入って結果を聞く。
竜「んー。侯隆、インフルだった。」
章「おぅ……やっぱりか。」
竜「しばらく安静だね。」
章「了解。」
竜「侯隆は隔離ね笑」
侯「俺、隔離されるん！？」
章「当たり前やん。チビらおんねんから笑」
侯「おもんないわぁ。」
章「しゃあないやろ。」
竜「チビ達に移ると大変なのはパパなんだぞ？」
侯「わかっとるよ。でも一人とか寂しいやん。」
まぁ寂しがりやの長男坊やから、しゃあないんやけど。
章「心配すんな。おとんが付いといたるから。」
侯「絶対やで？」
章「わかったて笑」
結果を聞いた後、薬をもらうために病院内の薬局に行く。
和「お、来たね笑」
こいつは亀梨和也。
俺の一個下で、高校時代の後輩。
「パパー。」
す「おとーん。」
章「お、帰ってきた笑」
「たーいま笑」
章「おかえり。」
ｷﾞｭと抱きついてきたAの手にはお菓子がいっぱい入った袋。
章「いっぱい買ってもらったな笑」
「ん！」
めっちゃ嬉しそうやん笑
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作者名：慧梨 | 作成日時：2020年5月8日 3時
