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カウコンの楽屋。
信「A！」
章「おらーん。」
信「あいつどこ行った！」
さっきから村上くんがA探してるんやけど、どこにもおらんのよね。
信「着替えなあかんのに！」
侯「Aまたおらんの？」
章「そーみたい。」
侯「誰かの楽屋にいてんちゃうの。」
隆「ストの楽屋じゃないん？」
章「なんで？」
隆「あっこ、田中くんいるやん。」
章「あー。あのコか笑」
マルが言ってる子は、田中樹くん。
Aが一番可愛がっとるコ。
隆「デビューするからお祝い行ったんちゃう？」
章「そういや、皆になんか買ってたな。」
隆「やろ？」
章「ちょっとストの楽屋覗きに行ってくるわ。」
信「すまんな。」
章「いーよ。行ってくるな笑」
信「おん。」
多分いてるやろ。
そう思いながらストの楽屋に行く。
「じゅーりー！」
樹「姉ちゃんは何？暇なの？笑」
「おまっ！ひどいな！姉ちゃんかって仕事しに来とんねん！笑」
樹「知ってる。ほらー、まとわりつくなよ笑」
「ええやんけ！」
樹「ねぇ。もう笑」
ストの楽屋前に着くと中からそんな会話が聞こえる。
田中くんはAのことを“姉ちゃん“て呼ぶのが癖やねん。
章「やっぱりな笑」
ｺﾝｺﾝ
京「はーい。」
章「関ジャニ∞の安田ですぅ。」
京「すぐに開けますね！」
章「はぁい。」
ｶﾞﾁｬ。
京「おはようございます。」
章「おはよ。うちの姫さん遊びにこさせてもらってるやろぉ？」
樹「安田くん？」
「しょーちゃん！」
章「お迎え来たで笑」
「はぁい。」
章「京本くん、ごめんな。本番前に。」
京「全然大丈夫ですよ笑」
章「田中くんもごめんな？」
樹「いえ！姉ちゃんが来てくれて気持ちがちょっと楽になりました！」
章「良かった。A、もう皆にあげるもんは渡せたん？」
「あ。忘れてた！」
章「もう笑」
「樹、大我。デビューおめでとう！
これうちからのお祝い笑」
樹「すっげ！カッコいいブレスレットじゃん！姉ちゃんありがと！笑」
京「ありがとうございます笑」
「他の皆のもあるから渡しといてな？
あ、スノの分もあるから樹。よろしく！」
樹「わかった。渡しとくよ。」
「皆デザイン違うから名前貼ってある。
その通りに渡しといて笑」
樹「はぁい。」
「まぁ何はともあれデビューおめでと！
これからも頑張るんやで？」
樹「わかってるよ笑」
「じゃあ後で！」
章「お邪魔しました。」
2人「ﾊﾞｲﾊﾞｰｲ。」
ﾊﾞﾀﾝ。
章「信ちゃん怒ってるで笑」
「やっば。」
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作者名：慧梨 | 作成日時：2020年1月5日 0時
