∞106∞ ページ20
ライブが終わって近くにホテルをとってるって言ってた莉歌と別れて駅に行く途中。
？「なぁ！」
伽「え？」
？「自分、携帯落としてるで！」
伽「へ？」
そう言われてポケットや鞄を探すと確かに携帯がない。
もう辺りも暗いから顔はわからんけどこのお兄さんが拾ってくれたみたい。
伽「ありがとうございます。」
？「まだ渡さへーん笑」
そんな事を言われて携帯を貰おうとする手は上手くかわされる。
この人意地悪や。
伽「いや、返してください！」
？「んふ笑」
？「たつ、早いわぁ。」
？「ちょっとスピード落とせや！ライブ終わりやねんぞ。」
…………たつ？
ん？この声……。
伽「たつ？」
忠「ん？」
伽「おおくらくん……」
忠「はい笑」
伽「え。」
章「自分歩くの早いってぇ。走ってもたやぁん。」
伽「ヤスくん……。」
章「なにぃ？笑」
「ほんまたつは、可愛い子みたら早いねんから！」
伽「……………Aちゃん。」
「なんでうちだけ名前呼ばれるまで長いねん笑」
伽「えぇぇぇぇぇえ！？」
「ちょっ！シーっ！声デカイ！」
伽「あ、ごっごめんなさい！」
章「とりあえずこっちおいで？バレる。」
伽「あっ、えっ、えと。」
「ええからおいで笑」
伽「あ、はい。」
そう返事をしてうちが連れてこられたのは楽屋。
そう、関ジャニ∞がみんな揃う……楽屋。
伽「なんで！？」
信「うぉ！ビックリするわ！」
伽「あ、ごめんなさい。」
侯「いきなしおっきい声出さんでや笑」
隆「どっからこんな可愛い子拉致ってきたん？笑」
「いや。たちょが携帯拾っただけ笑」
信「それでなんで連れてくんねん笑」
「なんでかな。可愛かったから？笑」
ﾊﾞｼｯ！
「いったぁ！！ちょっヒナ！」
なんかいつもテレビで見てる光景が目の前で繰り広げられてる。
章「ごめんなぁ？うるさくて笑」
伽「いえ、だいじょぶです///」
忠「あ。はい、携帯笑」
伽「はい。」
手を差し出すと「やっぱりあかーん笑」なんて言われる。
大倉くんって意地悪やなぁ。
侯「おい、大倉。はよ返したれ。」
忠「はぁい。どーぞ。」
伽「ありがとうございます。」
侯「うちの大倉がごめんな？」
伽「大丈夫です。」
侯「自分名前は？」
伽「伽織です。」
侯「かおりちゃんな。どーも、横山裕です。
まぁライブ来てくれてるからわかるか笑」
「兄ちゃん！笑」ｷﾞｭ
侯「おまっ。Aっ！いきなり来んなって！」
「自分Eighterさんやろ笑」
伽「あっ、はい。」
うわうわ。Aちゃんが目の前におるっ！
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作者名：慧梨 | 作成日時：2020年1月5日 0時
