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章「なぁA？」
「んー？」
章「佐野組って知ってる？」
運転しながら、助手席のAにさっきの組のことを聞いてみる。
「佐野組？知らんなぁ。」
Aが知らんかったら皆知らんのちゃうん？
「その組がどーしたん？」
章「さっきの奴ら、そこの組のもんみたいやで？」
「んー。全く分からへん。帰ってからパパンに聞くわ。」
章「うん。そうして？A狙われとるみたいやし。」ﾅﾃﾞ
「わかったぁ。」
それから信ちゃんに頼まれてた買い物も全部済まして家に帰る。
章「ただいまぁ。」
「まー。」
す「おかえり！」
信「おぅ。帰ってきたか笑」
侯「Aー？」
「きみくん！！」ｷﾞｭ
侯「おわっ。おかえり笑」
「ただいまぁ！」
侯「なんか疲れてない？」
「んー？変な人らに絡まれたぁ。」
す「おいヤス、どういうことや？」
章「ん？佐野組とかいうとこに絡まれたねん。」
信「佐野組？そんな組あったか？」
す「しらーん。」
侯「佐野組？あー。あの小さい組な。」
「きみくん知ってるん？」
あ。そういえば横ちょ、うちに関わってる組全部把握済みやった。
そんなん忘れてたし笑
侯「確か組長がAに惚れとったはず。」
「………きっしょ。」
侯「お前なぁ笑」
す「本音でてもうてるやん笑」
信「育て方間違えたわ笑」
亮「Aー！」ﾄﾞﾝｯ
「のわっ！亮、急にこんとって！」
亮「おかえりぃ！」
「はいはい。ただいま。」
隆「Aー？帰って来たぁん？」
忠「おかえりぃ。」
「ただいまぁ。」
章「A、亮にパソコンの配線やってもらい？」
「あっ、そやね。なぁ亮？」
亮「ん？」
「うちの部屋でパソコンの配線やってもらっていい？」
亮「えぇよ！やったげる笑」
「ほんま？！ありがとー笑」
隆「なんか可愛いのが2人おる。」
忠「キャッキャしてんなぁ。」
信「ほれ、お前ら覗いてんとヤス達が買って来てくれたやつ持ってけ。」
2人「はーい。」
亮「A、先戻ってて？ちょっとだけ道具持ってくわ。」
章「重いの持ったげる笑」
「ありがと。」
亮「Aー？」
「はいはーい。」
章「あ、亮。」
亮「なにぃ？」
章「周辺機器ほぼ揃えてるけど足らんもんあったら言うて？」
亮「わかった！」
とりあえず要るやろうなってやつは揃えたんやけど、いかんせん機械もんは分からへんからなぁ、俺。
そういう系は亮に任せきりやし。
章「ほな亮。頼んどくで。」
亮「任して！」
Aは亮とおるんかな？
章「A、亮とおる？」
「うん！」
章「わかった笑」
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作者名：慧梨 | 作成日時：2019年11月1日 3時
