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渋やんからAが熱出したって聞いて、早めに仕事を終わらせて帰ってきた。
章「Aー、大丈夫？」
「しょうちゃん。」
章「ただいま。熱出ちゃったんやって？」
「ん。」
春「あ、章大くん笑」
章「はる。こんばんは笑」
春「こんばんは。」
章「A診に来てくれたん？」
春「うん。おにぃから連絡あって。」
章「ありがとーな。」
春「ええで笑」
「しょーちゃん。」
章「ん？どーした？」
「ごめんな？」
章「なんで謝るん。」
「仕事、早く終わらせてくれたんやろ？」
章「なんや、そんなことか笑
大丈夫やで？」
「ありがと。」
章「気にせんでええよ。」ﾅﾃﾞ
「ん。」
春「Aちゃん、点滴終わったから針抜くよ？章大くんおるし頑張れるやんな？」
「うん。」
春「ほな一瞬痛いで？」
「わかった。」
春「ん。」
「いっ！」
春「はい！よう頑張った笑
また明日もう一回点滴するからね？」
「また？」
春「また。」
「イヤや。」
春「ダーメ笑」
「ぶー。」
春「もう一回やったら終わりやから笑
我慢して？」
「はぁい。」
春「ほな俺おるしなんかあったら呼んでな？」
「わかった。」
春「おやすみ笑」
「おやすみー。」
章「A、ご飯食べた？」
「しんどくて食べてない。」
章「ちょっとでも食べ？渋やんと亮、色々買ってきてくれたんやろ？」
「いらん。」
はっきり言うたで、この子。
いつもなら言うこと聞いてくれるのに。
章「Aー。ちょっとでも食べんと信ちゃんに怒られんで？」
「いらんもん。」
章「Aってばぁ。ゼリーでもええからさ。」
「んぅ。」
章「ゼリーちょっと食べたら一緒に寝たるから。な？」
「…………ほんま？」
章「寝たる！だから食べよ？」
「……わかった。」
章「ほな持って来るから。ちょっと待ってて？」
「ん。」
ふぅ、これでちょっとは食べてくれるかな。
いくら点滴したって言うてもな。
す「ヤス？」
章「あ、しぶやーん笑」
す「A、飯いらんって言うねんけど。」
章「大丈夫！今その話してきてん！」
す「食べるって？」
章「ゼリーちょっと食べてくれるって。」
す「………良かった。いくら点滴したって言うてもさ。」
章「おれ今考えてたことと一緒笑」
す「どないやねん笑」
章「たまに考えてること被るよな笑」
す「やな。」
章「まぁAのご飯は大丈夫やから。しぶやん部屋戻りや。明日レコーディングやろ？」
す「ごめんな。ヤスらの方が忙しいのに。」
章「ええよ。大丈夫！」
さぁ、お嬢にゼリー持っていこ。
続く (更新停止中)
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作者名：慧梨 | 作成日時：2019年11月1日 3時
