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色々回ってたらいい時間になって、後はお土産を買って帰るだけ……のはずが。
男「今日、お付きいてへんの？笑」
こいつ、きみくんが離れたの見てから出てきよったな。
もーなんでこんな絡まれるかね。
せっかく楽しんでたのに。
「どこの組や。」
男「さぁ？どこの組でしょうか。」
めんどくさ。
きみくん居るけど今は緊急事態や。
やらせてもらうで。
人数としたら……3人？いや、4人か。
ギリギリやな。まぁ一旦諦めたふりしよ。
「はぁ。何？ついてけばええの？」
男「へぇ。話早いやん。じゃあ行こか。」
お兄さん。
何の危機感も持たんと背中見せたらあかんで？
男1「うっ！」
後ろから相手の首に腕を回して動きを止める。
「女やからって気ぃ抜くなや。」
男1「お前っ。」
「皆に守られとるだけや思った？
甘いわぁ。守られとるだけやったら組のお嬢なんかでけへんねん。」
そう呟いて、思い切り男の背中に蹴りを入れる。
なんか変な音鳴ったから背骨いったかも……笑
男2「お前やってくれるやんけ！」
「めんどくさー。ほんまめんどくさい。」
男2「このガキっ！」
「おっそ。」
男2「うぐっ！！」
侯「A！」
「きみくん遅いわぁ。」
侯「ごめんやん笑」
「もー。めんどいのん嫌いやねんてぇ。」
侯「すまんすまん！」
男3「このっ……チビっ！」
「あぁ゛？さっきからガキやチビやうっさいねん。こちとら話しとんやろ。
ちょっと黙れや。」
言いながらみぞおちを蹴る。
男3「うっ！！ｺﾞﾎｯ！」
侯「うわぁ。めっちゃ飛んだやん。
こら痛いでー？君、ちゃんと意識ある？」
笑いながら男に寄っていくきみくん。
しかも意識あるか聞きながら顔ツンツンしとる笑
男3「ｹﾞﾎｯ！……うぅ。」
侯「大丈夫……やないか笑」
ニコニコしながらそんな事を呟くきみくんの後ろに男。
まぁ、うちが助けることも後ろに居ることも言わへんけど。
何でって？
……やってきみくん。
男4「おらぁぁあ！！」
侯「……うるさいねん。
せっかく久しぶりにAとデートできたのに邪魔すんなや。」
男4「……え？」
「……うわぁお。」
言わんでも勝手に身体動くんやもん笑
男4「うぉ！！」
「これ全身打撲じゃすまへんのちゃうの笑」
侯「可愛いAとのデート、邪魔するからじゃ。」
「お兄ちゃんかっこええ♡」ｷﾞｭ
侯「うっ、うるしゃい///」
「すーぐ噛むやろ？笑」
侯「黙れ///」
「かぁわい。」
侯「服汚れたし帰ろ。」
「おん笑」
侯「またヒナに怒られる。」
「しゃあないやん｡」
家に帰った後、二人とも信ちゃんに怒られました。
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作者名：慧梨 | 作成日時：2019年11月1日 3時
