35話 武道side ページ35
「食べねぇなら頂き！！」
「あｯおいマイキー！！大人げねぇぞ！」
目の前のパフェが空の皿とすり替わる瞬間、ドラケン君の手が俺の肩を揺さぶった
そこではっと顔を上げると、ドラケン君から何ぼーっとしてんだよと顔を覗き込まれる
けどこればっかりは説明できないしなぁ〜
「嫁と喧嘩でもしたのか？」
「いやその心配はないんですが…あ、そうだ！」
東卍の恋バナ事情から場地君に話を持っていけばいいのでは？
俺だけじゃ説得しても無理そうだし、Aさんと東卍を会わせれば…！
ドラケン君の嫁発言から思いついた案に、俺は自信満々に2人を見つめた
「東卍の皆さんは恋とかしてるんですか？！」
「「…は？」」
「恋ですよ恋！！幹部のみんなは昔から仲良いんスよね？
だったら恋の一つや二つ聞いたことあるんじゃないですか？」
「う〜ん恋ねぇ…」
こい！場地くんとAさん！！
どうにか誘導したくて、お似合いなカップルとか憧れますよね〜なんて笑い飛ばす
そんな俺を怪しげに見つめる2人は、ちらっと目線を合わせてそこしかねぇよなと呟いた
「東卍が結成する前の話ならある」
「まじすか！」
「勝手に話していいのかこれ？
場地が居づらくなるかもしれねぇだろ」
「ば、場地くんって壱番隊の？！」
「あーそうだけど…あれ？お前ら話したことあるのか？」
「えっと…見たことあるからどんな人がタイプなのかなって…！
何となく恋に興味なさそーな感じだから…その…」
「いやいや〜あぁ見えてわかりやすいぞ？
なぁケンチン」
「んまぁ…誰が見てもお互い好き同士だったからな」
ノリノリなマイキー君に押され、渋々口を開いたドラケン君にのっかる
その子はAさんで間違いないよね？絶対そうだよね？！
「じゃあ彼女がいるってことで…」
「随分前に引っ越してそれっきりだな
ガキの頃だしそいつの親知らねぇから連絡先もわかんね」
「じゃ、じゃあ探しに行きませんか？！
特徴教えてくれたら俺も探すんで！」
「探すって言ってもどーやって…
東京にいるかもわかんねぇだろ」
「こんなクソ暑い中走り回るのもやだなー」
いやいるんですよ渋谷に！！
思いっきりこの近くのアパート何ですよ！！
「(って言いいたけど無理だよな…」
でもこれで家に行って一虎君出てきたらやばいよな？
うわーまじでどうすりゃいいんだ？！
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餃子(プロフ) - 微生物さん» 了解しました！ご指摘は有り難い事なので言って頂けて嬉しかったです(^^)励みになりました！頑張ります！ (2022年4月9日 12時) (
レス) id: 62fd12ab2d (このIDを非表示/違反報告)
微生物(プロフ) - 早めの対応ありがとうございます！設定タグの方も「馬地」になってますので訂正お願いしたいです。何度もご指摘すみませんm(_ _)mこの作品結構好きなので今後も更新頑張って下さい (2022年4月7日 22時) (レス) id: f2927e6a43 (このIDを非表示/違反報告)
餃子(プロフ) - 微生物さん» うわ本当だ！ご指摘ありがとうございます、すぐになおします！ (2022年4月7日 20時) (レス) id: 62fd12ab2d (このIDを非表示/違反報告)
微生物(プロフ) - 「馬地」ではなく「場地」ですよ (2022年4月6日 18時) (レス) id: f2927e6a43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：餃子 | 作成日時：2022年2月9日 14時
