その45 彰人side ページ46
「あぁAは俺の女なのに…！」
「まさか先輩にとられるなんて！！」
「…うるせぇなお前らさっきから何なんだよ」
教室の前を通りすがった司先輩に気づき走って行くAを何となく目で追うと横から野次を入れられる
しかもニヤついた顔で
「Aは彰人の女だったのか？」
「そうだよぉ。弟くんは実はAの事がすごーく、」
「冬弥に嘘を教えるな！」
俺のクラスにまで来て野次飛ばしてくるな
冬弥が分からないって目で訴えてくんだろが
「最近のAは先輩を司くんって呼んだり、距離縮まったよね」
「Aはもともと司くんと呼んでいたし仲も良かった
なにせAは昔、司先輩のお嫁になると言っていたぐらいだからな」
「え？！Aが？？！！」
急な冬弥の暴露に盛り上がる女子とは反対に何故か少しイラっとした
あの出来事以来Aは司先輩にべったりだ
冬弥はお兄ちゃんがいないから兄のように慕っているんだと言っていたけど…
この話を聞く限り初恋が再熱したんじゃねぇの？
俺のことふっきれて次の恋にいってくれるなら少しは肩の荷が降りるってもんだ
あの時はまぁ…誰が見ても司先輩のおかげだったしな
「うかうかしてたら本当に司先輩に取られちゃうけどいいの？」
「なんで俺に聞くんだよ」
「だって彰人、最近あからさまに機嫌悪いじゃん」
確かに最近イライラすること多い気がするけど
あいつは関係ない
そもそも俺はあいつのこと嫌いで振った側だぞ
「俺はあいつに興味ねぇしそもそも恋愛とか…そういうのに興味がねぇ。そんなことより俺たちにはRAD WEEKENDを超えるっていう目標があるだろうが」
あいつがショーに集中したいって言ってるのと同じで
俺はRAD WEEKENDを超えるんだ
「そりゃ私たちには目標があるけどさ
恋愛しちゃいけないルールもないんだし！そもそもAはモデルだってこと忘れてない？」
「こないだの雑誌の表紙可愛すぎて僕買っちゃったよ！
口コミも良いみたいだし流石Aだよね」
「何が言いたいんだよ」
はぁっとため息をつくと丁度チャイムが鳴りしぶしぶ出て行く暁山達
「彰人、相談があればいつでも聞く」
「冬弥はあいつらの話に耳を貸すなよ」
相棒に変な気を回されたの地味にショックだな
俺は別に何ともねぇんだよ
司先輩と初恋実らせようが
俺には関係ない
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餃子(プロフ) - すみません通知溜まってるし第一章は終わっているので全く見てませんでした、、、コメント見て表現は編集したのでまた読みにくかったら言ってください (2022年3月16日 14時) (
レス) id: 62fd12ab2d (このIDを非表示/違反報告)
八戸 - 確かに汗とかないほうが読みやすいかもです…。（）つけてみるのもありかもです！ (2022年3月15日 21時) (レス) @page2 id: 31c5d0f724 (このIDを非表示/違反報告)
Y(プロフ) - 汗とか怒とかの感情書かない方が正直読みやすいです… (2022年2月28日 2時) (レス) @page16 id: 6135a2eb1f (このIDを非表示/違反報告)
餃子(プロフ) - リオットさん» とってもコメント遅くなって申し訳ありません、、！！コメント嬉しいです(^^)頑張ります！ (2022年1月4日 16時) (レス) id: 62fd12ab2d (このIDを非表示/違反報告)
リオット - 凄く好きな小説でした。ありがとうございます。更新頑張ってください。 (2021年12月10日 22時) (レス) @page44 id: 5c3b65f0f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：餃子 | 作成日時：2021年8月22日 21時
