その18 彰人side ページ19
「冬弥！次は私が前に乗るから！！」
「分かった、俺は後ろに乗ろう」
目を輝かせてウォータースライダーに向かう2人を、俺たちはかれこれ1時間ほど眺めている
「え、6回目でしょ？まじで言ってんの？」
「私何か飲み物でも買ってこようか？」
そんな初心者2人から目を離すわけもいかず、俺たちはベンチで2杯目のジュースを飲み終えていた
「(よくもまぁ何回も乗れるな…」
2人で笑いながら何度も何度も並ぶ姿に少し笑いが込み上げてくる
親に縛られてる分、こういう体験は少ねぇんだろうな…
2人を眺めた後、ふと視線を空のジュースに移すと前から視線を感じた
「なんだよ」
「いや〜…ぶっちゃけ彰人ってAの事どう思ってるの？」
「あ、杏ちゃんｯ！」
ニヤニヤした奴と焦って赤くなる奴
どうもこうもねぇだろそんなん…
「何聞いたか知らねぇが俺はまず認めてねぇ」
「さっきおんぶまでしてたのに？」
「それはあいつが溺れそうになったからだろ！」
大方、好きだとかなんだとか言ってんだろうな
ゲームとも知らずに
「で、でもAちゃん東雲くんと居ると楽しいって言ってたよ？」
「冬弥も一緒にいるからだろ」
「Aは冬弥の事溺愛してるからねぇ〜…
逆に冬弥のこと好きにならないのかな？」
「なんで俺に聞くんだよ」
例えAが冬弥のこと好きだとしても、こんなやり方は間違ってる
ったく…憧れてるならもっと信用しろよ
「つーかあいつモデルだろ？芸能界ならそれなりに出会いあるだろ」
「分かってないなぁ彰人は…そもそもモデルに好かれることがどれだけ幸運か！」
杏はため息混じりにそういうと、こはねにも同調を求めた
そう言ったってあいつの目的は冬弥一択だしな
「おかえりなさい、Aちゃん！青柳くん！」
「ごめん夢中になってて…待たせたお礼にアイスでも買ってくるよ」
2人は満足気に帰ってきたが、Aは座ることなく売店へ向かった
冬弥が着いて行こうとするも、休憩してろと言われ座り直した
「じゃー彰人よろしくね」
「また俺かよ…」
杏に言われてしぶしぶAを追いかける
今日俺働き過ぎじゃね？
「(さっき見たチーズアイス気になってたんだよな」
こうなったら高いやつを頼んでやろうと意気込ん着いていく
すると、売店に着く前に男が2人Aに話しかけた
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餃子(プロフ) - すみません通知溜まってるし第一章は終わっているので全く見てませんでした、、、コメント見て表現は編集したのでまた読みにくかったら言ってください (2022年3月16日 14時) (
レス) id: 62fd12ab2d (このIDを非表示/違反報告)
八戸 - 確かに汗とかないほうが読みやすいかもです…。（）つけてみるのもありかもです！ (2022年3月15日 21時) (レス) @page2 id: 31c5d0f724 (このIDを非表示/違反報告)
Y(プロフ) - 汗とか怒とかの感情書かない方が正直読みやすいです… (2022年2月28日 2時) (レス) @page16 id: 6135a2eb1f (このIDを非表示/違反報告)
餃子(プロフ) - リオットさん» とってもコメント遅くなって申し訳ありません、、！！コメント嬉しいです(^^)頑張ります！ (2022年1月4日 16時) (レス) id: 62fd12ab2d (このIDを非表示/違反報告)
リオット - 凄く好きな小説でした。ありがとうございます。更新頑張ってください。 (2021年12月10日 22時) (レス) @page44 id: 5c3b65f0f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：餃子 | 作成日時：2021年8月22日 21時
