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Chapter 40 ページ3

パトカーのサイレンが鳴り、シェリーと私は顔を強張らせる。色んな意味で事情聴取を受けるわけにはいかない


「ねえ、シェリー。あなた気づいてるよね?ヤバイ奴がここに来てるって。
早く逃げたかったなら黙って私に従え。」


咄嗟に自分の血を彼らに擦り付けると大丈夫!?と大声で叫ぶ。と途端に私達の顔なじみである佐藤刑事と高木刑事が血相を変えて駆け寄ってきた


「佐藤刑事と高木刑事!良かった!
私達三人とも怪我しちゃって…事情聴取受けずに病院で手当を受けていいですか?」


「ええ、勿論。
パトカーを手配してあるわ。他の子供達も乗せて病院に行きなさい」


警視庁のコネ万歳


これで安全かつ疑われることなくここから離脱することができる


私の策略に気づいたのか新一は苦笑いをした


うるせぇ。使えるコマは使わないと。


お前だって似たようなものじゃないか


「ねえ。子供たちの保護者の方の連絡先分かる?分かれば病院まで迎えに来るように伝えて。
安室さんもよ。」


貴女は未成年なんだから保護者の方が引き取らないと病院から出させてもらえないわよ。と聞いて冷や汗が流れる


ヤヴァイ。お兄ちゃんは組織からの依頼でテロリストを壊滅させている真っ最中らしいので音信不通です。
なんて言えるわけがない


「じ、実は兄は今、海外に派遣中であと一週間ぐらいは帰ってこないんですよね。」


「あら、困ったわね。どうしよう。」


哀ちゃんの保護者の阿笠博士に引き取ってもらいますと言おうとした瞬間、予想外の声が降ってきた


「Oh!それならワタシに付き添わせてくだサーイ!」


はぁ!?何でFBIがしゃしゃり出てくるんだ


「ワタシ、安室サンのイングリッシュティーチャーのジョディ・サンテミリオンでーす
ワタシが彼女を送り届けマース」


それなら僕が!と駆け寄ってくる新出先制点(ベルモット)…いや、もっとダメだから


「ノンノン!実はワタシも怪我してるネー!病院帰るついでに彼女を送りマース」


いいですよね?と有無を言わせないような睨みに了承するしかなかった


じゃあ行きましょうかと彼女の後を着いて行こうとした途端、チョイチョイと裾を引っ張られた


「なあ、あの人知ってるか?」


「さあ、どうでしょう」


「オレたちの敵?」


「強いて言うなら我々にとっては敵かな」


じゃあ、味方だな!と光が弾けそうなくらいニカッと笑うとよろしくね!ジョディ先生と先程のドスの効いた声はどこえやら。
わーい!と駆け出していった


どいつもこいつも……

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(プロフ) - 恋歌さん» 了解です!頑張ります (2018年7月11日 15時) (レス) id: 3f15d9f557 (このIDを非表示/違反報告)
恋歌 - リクエストで赤井さんとの絡みが見たいです! (2018年7月11日 6時) (レス) id: 7c9896d2be (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年7月7日 11時

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