第68話 ぶっこみ ページ28
私とヅラの雰囲気は何となくぎこちなかったけど、繋ぎなれた手は自然にヅラの手へ吸い込まれていった。
案外、手大きいんだよな。……って今更すぎるか。
「A、何顔緩ませてんだ気持ちわりぃぞ」
「うるさい!銀時は年中無休緩みきってるくせに!!!」
「ぶふっ」
「A、それはっ、だ、だめだ。いうな…っふ」
因みに吹き出したのが晋助、笑いを堪えきれてないのがヅラである。
因みに銀時はというと
「…もういい…俺…電柱になる…」
そうトボトボ歩き、電柱にハグをしていた。傍から見ればただの不審者。顔がいいのがせめてものの救いだった。
ブツブツ呟く銀時を見て、3人でひとしきり爆笑した後、ブツっと切れたように一斉に真顔になった。
ほら、よくあるじゃん。ずっと笑ってたけどいきなり面白くなくなるの。あれだよあれ。
ふぅ、と深呼吸したと思ったら、
「…ゲーセン行くか」
と晋助が言った。
「うん、行こう、このままじゃ物語進まないよ…ギャグぶっかましてる上に更新遅いんだから」
「作者が受験生だから、と言い訳を零していたがその3割くらい嘘で、実際はアイナナにハマったからだと」
「ちょっと作者潰してくる」
「いいからゲーセン行くぞ。作者潰しに行ったら尚更進まねぇだろ。この後俺の誕生祭短編も書くらしいしな」
作者の元へ向かおうとした私の制服の首根っこを掴み、ゲーセンへ向かおうとする。
「猫と飼い主みたいだな…」
そう呟いたヅラの股間を蹴っておいた。
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ちゃむ - あぁ…終わっちゃった…ヅラが尊すぎる…かわいいし、かっこいいし、かわいいし、髪の毛いいにおいするし(?)最後の銀時めっちゃ悲しい…これ逆ハじゃダメですかね…いやでもやっぱズラしか勝たんな… (4月3日 0時) (レス) @page49 id: b02cacdca3 (このIDを非表示/違反報告)
三斗(プロフ) - 最後の下りが最高過ぎる……! (6月27日 22時) (レス) @page49 id: 336e13c9e0 (このIDを非表示/違反報告)
みずき(プロフ) - こんな素敵な作品作ってくださってありがとうございます!!もう終始にやけっぱなしで幸せでした!もう本当に面白かったです!松下村塾組最高! (2021年9月24日 20時) (レス) @page49 id: 2f30552c1d (このIDを非表示/違反報告)
シグ - おっそいけど、完結おめでとうございます!いやー、あまりに感動しすぎてコメントしてしまった僕;;最後の銀ちゃんがつらい…(;-;)銀ちゃんも、きっといつかいい相手が見つかるよ。 (2020年4月21日 21時) (レス) id: b759b643e6 (このIDを非表示/違反報告)
蒼さん - 完結おめでとうございます。ズラも夢主もかわゆす!銀さんは誰かと幸せになってほしいな…。最後の最後まで最高で、結鶴さん天才的すぎます。それと…以前コメ欄で騒いでしまい申し訳ありませんでした。そんなこんなで神作をありがとうございました!((語彙力皆無 (2020年3月6日 10時) (レス) id: f91ea9aee4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結鶴 | 作成日時:2019年4月25日 18時