今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:10,712 hit
小｜中｜大
title-６０ ページ8
･
｢公式公認カップル…だって、ふふ｣
｢･･･｣
あと勝村さんがなんかちょっとうざくなった。
そんな感じで、何もなく時間が過ぎて、
手紙が届いた。
『古峠A、タイムアップだ。明日１２時、お前はこの世に別れを告げる』
from TENMEI YUKI ･･･、
結城天明からの手紙。 真っ白の封筒に、ワインレッドカラーの封蝋──シーリングワックス。
お洒落だ。中身を除けば。
｢まあ文面も文学的だけど…ね｣
明日１２時？
ゾッ 、と、
身体の中心が急に冷えた。
｢Aちゃん、震えてる…｣
勝村さんが、そっと私の手に手を重ねた。
｢この手紙を書いたのはきっと関本よ。文面は結城でしょうけど。…関本は、屋敷にいるのかしら｣
｢そうだろうな｣
山猫さんは、舌なめずりをして。
───ならこっちが、関本を捕まえる。
･
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 29人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：(にゃん) | 作成日時：2016年4月25日 13時
