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｢会いたく、ないよ。｣
私は首を振り、焦凍の顔を見た。
少し驚いた顔をしている焦凍は、私が会いたいと言うと思っていたんだろう。
私もさっき見掛けてなければ、会いたいと言っていたかもしれない。
｢そうか、強いな、Aは。｣
｢そんなことないよ。｣
私が勝己に会いたくないのは弱いからだ。
会ってしまえば、好きなんて気持ちは簡単に溢れてしまう。
勝己が他の人を愛していても、私だけが想い続けるのが、
分かった上で2人を見る事が怖いんだ。
焦凍はいつもこんな気持ちだったんだろうか。
私を好きだと言ってくれたのに、私は勝己を愛していた。
何度も何度も、私達を近くで見てきた焦凍はこんなにもつらかったんだろうか。
それでもいつでも支えてくれるのは、焦凍が優しい人だからだろうか。
｢A、なんかあったか？｣
私をそっと引き寄せようとした焦凍の手は、私に触れることはなかった。
｢そういうことかよ。｣
聞き間違えるはずのない、愛しい声が私の後ろから聞こえた。
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ゆずは(プロフ) - バクさん» コメントありがとうございます！すれ違い切ないですよね;;更新頑張りますので、これからもよろしくお願いしますm (2019年3月17日 10時) (
レス) id: 25f65ccafb (このIDを非表示/違反報告)
バク - 爆豪と夢主の思いが伝わらず、爆豪の気持ちと夢主の気持ちの変化に涙が...続きの更新頑張ってください！ (2019年3月17日 0時) (レス) id: 423d1757bd (このIDを非表示/違反報告)
ゆずは(プロフ) - メグミさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえると嬉しいですっ♪頑張って更新します！ (2019年3月14日 14時) (レス) id: 25f65ccafb (このIDを非表示/違反報告)
メグミ - 続きが気になります！更新待ってます！！ (2019年3月14日 10時) (レス) id: 98b5dd73cd (このIDを非表示/違反報告)
ゆずは(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます！良かったです☆もっとドキドキさせられるように頑張ります！これからも読んでやって下さい＾＾ (2019年3月6日 10時) (レス) id: b3007e727c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずは | 作成日時：2019年3月5日 19時
