#17 ページ17
｢...じゃあ、留学してから1度でも、俺を思い出してくれた事はあるか？｣
Aは少し驚いた顔をした後に、優しく笑って、あるよ。と答えた。
｢先生がね、褒めてくれた事があって。その時に頭を撫でてくれたんだけど、焦凍より雑だなぁ。って。
焦凍はいつも優しく撫でてくれたから。｣
そんなちっぽけな事でも、俺を思い出してくれたという事実が嬉しかった。
｢そうか、良かった。
もし、俺が居場所とか聞いてたらどうしたんだ？｣
｢勿論、答えたよ。でも、焦凍は私が話せない事や話したくない事は絶対に聞いて来ないから、その質問はないって思ってた。｣
って、こんなんじゃお礼にならないよね。｣
｢いや、質問しといてあれなんだが、それ俺は選んだだけで、買ったのは親父だから。お礼される筋合いはねぇんだ。｣
｢こんな素敵なの選んでくれたお礼。お姫様になったみたいじゃない？｣
立ち上がり、くるっと回ってみせるAはとても綺麗で、物語に出てくるお姫様なんかよりずっと美しかった。
｢ショート。ちょっといい？｣
先程挨拶した親父の知り合いが声を掛けて来た。
席外すよ、とバルコニーへ向かうAに、あんまウロウロするなよ、と伝え、Aを見送った。
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ゆずは(プロフ) - バクさん» コメントありがとうございます！すれ違い切ないですよね;;更新頑張りますので、これからもよろしくお願いしますm (2019年3月17日 10時) (
レス) id: 25f65ccafb (このIDを非表示/違反報告)
バク - 爆豪と夢主の思いが伝わらず、爆豪の気持ちと夢主の気持ちの変化に涙が...続きの更新頑張ってください！ (2019年3月17日 0時) (レス) id: 423d1757bd (このIDを非表示/違反報告)
ゆずは(プロフ) - メグミさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえると嬉しいですっ♪頑張って更新します！ (2019年3月14日 14時) (レス) id: 25f65ccafb (このIDを非表示/違反報告)
メグミ - 続きが気になります！更新待ってます！！ (2019年3月14日 10時) (レス) id: 98b5dd73cd (このIDを非表示/違反報告)
ゆずは(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます！良かったです☆もっとドキドキさせられるように頑張ります！これからも読んでやって下さい＾＾ (2019年3月6日 10時) (レス) id: b3007e727c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずは | 作成日時：2019年3月5日 19時
