夢原VS敵 ページ32
ゴリラは両手両足を着いて走り、広場に近づく。残り5mくらいになるとゴリラを血に戻し、象を形成する。
「やっちまえ」
先に象を
「大丈夫ですか！？」
「…夢原、影に誰かいる…ソイツら連れて逃げろ…！」
「無理ですよ、先生…私、腐ってもヒーロー志望なんですよね……怪我人置いて逃げれるかっつーの」
私は立ち上がると、手だらけの主犯格の
「さっきの動物は、おまえが作ったのか？」
「ああ。触れると、“個性”の毒で気絶するから気ィつけな」
そして今度は怪人を見る。
「……気絶、してない？」
食いちぎられた腕は再生されてる。毒も効いてない……三体とも、壊されてる。
「なんで……」
「これは怪人脳無。素の力はオールマイト並みにしてあるし、“個性”の一つには超回復がある。毒の影響も、外傷も、一瞬で治るんだ」
なるほど…だから、毒が効かないんだ…なら！
「チーター、ライオン、象形成。脳無と、ついでにあの手だらけの男が触れることを許可する」
血溜まりから再び三体が形成され、脳無に向かって行った。脳無は思い切り腕を振り下ろしてライオンを地面に叩きつける。
「残念やけど、私が形成した動植物は痛みを感じへんようにしてる。まあ、意思はある程度あるようにはしてるけどな。せやから、何度殴られても立ち上がるんや。私の許可無く触れればその動植物は血に戻るけど、許可を出せば戻らん。……時間尽きるまで相手してやるわ」
私が言った直後、手だらけの
「死柄木弔」
「黒霧、13号はやったのか」
「行動不能には出来たものの、散らし損ねた生徒がおりまして……一名、逃げられました」
なっ……13号先生、やられたの！？
「は？はー…はあー」
死柄木弔はその言葉に機嫌が悪くなると、ガリガリと左右の親指を除く八本の指で首を掻きはじめた。
「黒霧、おまえ…おまえがワープゲートじゃなかったら、粉々にしたよ…さすがに何十人ものプロ相手じゃ敵わない。ゲームオーバーだ。あーあ…
今回は……？帰る……？可笑しい、なんで、目的を達成していないのに帰れるの？可笑しい、何かがおかしい……まさか！
「けどもその前に、平和の象徴としての矜恃を少しでも」
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もずくっち - コメントの仕方のところに、宣伝Okって書いてあったんですけど、それって自分の投稿している作品のことですか？それとも、この作品のことです？おしえていただけたら嬉しいです。 (2022年10月10日 15時) (
レス) id: ff189cf6af (このIDを非表示/違反報告)
？？？？ - 焦凍推しなんです！轟出てきて嬉しいィィィィ！！！ (2022年10月4日 22時) (レス) @page3 id: e430496a4a (このIDを非表示/違反報告)
たた - 面白かったです！更新頑張ってください！ (2022年9月27日 23時) (レス) id: 280d0d55b7 (このIDを非表示/違反報告)
玲香@推しを世界に広め隊(プロフ) - ゆりなさん» ありがとうございます！更新頑張ります……！ (2022年9月17日 23時) (レス) id: 7ea981ebc0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりな - とっても面白いです、更新待ってます！！ (2022年9月17日 23時) (レス) @page11 id: 736bc9023c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲香@推しを世界に広め隊 | 作成日時：2022年9月15日 21時
