人命救助訓練 ページ26
午後0時50分。今から私たちはヒーロー基礎学を行う。今日は、何やるんだろうな。
「今日のヒーロー基礎学だが…俺とオールマイト、そしてもう一人の3人体制で見ることになった」
なった……特例かな？先日のセキュリティ3が突破されたから、警戒でもしてるのかな…。
「ハーイ！なにするんですか！？」
「災害水難なんでもござれ、
RESCUEと書かれたカードを見せる先生。声の顔が合ってないな…。
「レスキュー…今回も大変そうだな」
「ねー！」
「バカおめー、これこそヒーローのほんぶんだぜ！？鳴るぜ！！腕が！！」
「水難なら私の独壇場、ケロケロ」
「おい、まだ途中」
好きに話すクラスメイトを先生が睨みつける。
「今回、コスチュームの着用は各自の判断で構わない。中には、活動を限定するコスチュームとあるだろうからな」
先生は言いながら、端末を壁に向け、コスチュームの入った棚を出した。
「訓練場は少し離れた場所にあるから、バスに乗っていく。以上、準備開始」
────
───
──
「ん、デクくん体操服だ。コスチュームは？」
「戦闘訓練でボロボロになっちゃったから…修復をサポート会社がしてくれるらしくてね、それ待ちなんだ。このへんは、買い直し」
2人の会話を聞きながら、焦凍を見る。焦凍は？顔のパーツを外したらしい。まあ、邪魔そうだったもんね。
「バスの席順でスムーズにいくよう、番号順に二列で並ぼう」
「飯田くん、フルスロットルに………！」
ホイッスルを吹く飯田くんに、私は苦笑する。そして、飯田くんの言葉を無視して、バスに乗り込んだ。
「夢原くん！？」
「飯田くん…二列に並んでも、無駄だよ」
「な……！」
飯田くんはバスの中を見ると、両手両膝を地面に着いた。
「こういうタイプだった、くそう！！！」
飯田くんの言葉を聞いて、全員がわらわらとバスに乗り込んだ。
「イミなかったなー」
「どんまい、飯田くん」
私は飯田くんの肩に手を置くと、そのままバスに乗り込んだ。前から六番目の窓側の席に座れば、その隣に焦凍が腰掛ける。なんでここ……と思っていると、もう既に全員が席に着いていた。
全員が座ったのを確認すると、先生がバスを発進させるよう頼む。レスキュー…私、大丈夫かな？
「私、思った事をなんでも言っちゃうの、緑谷ちゃん」
バスが発信して数分すると、突然蛙水さんが口を開いた。
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もずくっち - コメントの仕方のところに、宣伝Okって書いてあったんですけど、それって自分の投稿している作品のことですか？それとも、この作品のことです？おしえていただけたら嬉しいです。 (2022年10月10日 15時) (
レス) id: ff189cf6af (このIDを非表示/違反報告)
？？？？ - 焦凍推しなんです！轟出てきて嬉しいィィィィ！！！ (2022年10月4日 22時) (レス) @page3 id: e430496a4a (このIDを非表示/違反報告)
たた - 面白かったです！更新頑張ってください！ (2022年9月27日 23時) (レス) id: 280d0d55b7 (このIDを非表示/違反報告)
玲香@推しを世界に広め隊(プロフ) - ゆりなさん» ありがとうございます！更新頑張ります……！ (2022年9月17日 23時) (レス) id: 7ea981ebc0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりな - とっても面白いです、更新待ってます！！ (2022年9月17日 23時) (レス) @page11 id: 736bc9023c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲香@推しを世界に広め隊 | 作成日時：2022年9月15日 21時
