緑谷VS爆豪 ページ15
2人はゆっくりと廊下を歩いて行き、やがて、曲がり角に来た…瞬間、角から爆豪くんが現れた。
「いきなり奇襲！！！」
爆豪くんは視界の端に緑谷くんを捉えると、一切の躊躇なく彼に攻撃を仕掛けた。緑谷くんは咄嗟に麗日さんを庇い、地面に転がった。
「爆豪くんズッケぇ！！奇襲なんて男らしくねえ！！」
「奇襲も戦略！彼らは今、実戦の最中なんだぜ！」
「緑くん、よく避けれたな！」
爆豪くんは狂気じみた笑みを浮かべると、緑谷くんに殴りかかった。だが、緑谷くんはその攻撃を読んでいたのか、振り上げられた右腕にしがみつくと、爆豪くんをめいいっぱい投げた。爆豪くんは、地面に叩きつけられる。
「おお…凄い」
何を話しているのかは聞こえないけど、爆豪くんが相当苛立っているのが分かる。
「アイツ、何話してんだ？定点カメラで音声ないとわかんねえな」
「小型無線でコンビと話しているのさ！持ち物は
「制限時間は15分間で、「核」の場所は「ヒーロー」に知らされないんですよね？」
「YES！」
「ヒーロー側が圧倒的不利ですよね、コレ」
確かに…場所も分からないし、何より、ヒーロー役は
「相澤くんにも言われたろ？アレだよ、せーの！」
「Plus」
「あ、ムッシュ。爆豪が！」
青山くん、KY…。少し苦笑してモニターを見ると、爆豪くんが“個性”を使って飛び、緑谷くんに向かって行った。緑谷くんは麗日さんを逃がすが、その時に出来た隙をつかれて爆豪くんに蹴られる。
だが、予め手に持っていた確保テープで、自分を蹴っている爆豪くんの足にテープを巻こうと動いた。爆豪くんは焦って、緑谷くんに右腕を振り上げて攻撃する。緑谷くんはそれを理解していたらしく、寸前で避けた。
「すげえな、あいつ！！“個性”使わずに渡り合ってるぞ、入試一位と！」
緑谷くんは作戦を立てたいのか、爆豪くんから逃げた。爆豪くんは苛立ったように緑谷くんを追いかける。私はチラリと視線を上げ、麗日さんと飯田さんを見た。
そこでは、核の前で何かを言っていた飯田くんに吹き出す麗日さんが。そのせいで麗日さんは居場所がバレたのだけど…一体、何があったんだろう？
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もずくっち - コメントの仕方のところに、宣伝Okって書いてあったんですけど、それって自分の投稿している作品のことですか？それとも、この作品のことです？おしえていただけたら嬉しいです。 (2022年10月10日 15時) (
レス) id: ff189cf6af (このIDを非表示/違反報告)
？？？？ - 焦凍推しなんです！轟出てきて嬉しいィィィィ！！！ (2022年10月4日 22時) (レス) @page3 id: e430496a4a (このIDを非表示/違反報告)
たた - 面白かったです！更新頑張ってください！ (2022年9月27日 23時) (レス) id: 280d0d55b7 (このIDを非表示/違反報告)
玲香@推しを世界に広め隊(プロフ) - ゆりなさん» ありがとうございます！更新頑張ります……！ (2022年9月17日 23時) (レス) id: 7ea981ebc0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりな - とっても面白いです、更新待ってます！！ (2022年9月17日 23時) (レス) @page11 id: 736bc9023c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲香@推しを世界に広め隊 | 作成日時：2022年9月15日 21時
