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朝食を食べて、いっときすると、弔は寝ると言って部屋に帰っていった。
黒霧は片付けをしていて、テレビからいつも話をしている先生は、今日は繋がっていないようで、画面には何も出ていない。
『……ねぇ黒霧。少し外行ってきてもいい…？』
片付けをしてる黒霧に聞いた。
黒霧は、私をの方を向いて「何故です？」と聞いてきた。
『ん〜。１つは、暇つぶし。もう１つは、外の状況。昨日のことでどれだけ反響があるのかちょっとね。』((ｸｽｯ
そう言って微笑むと、黒霧は少し驚いていて、でも、すぐに微笑んでくれた。
黒霧「分かりました。お気をつけて。無理はなさらないでくださいね。」
黒霧は笑って送り出してくれた。
行ってきます、と言ってバーをあとにした。
目立たない灰色のパーカーに黒のジャージで外を歩く。
誰も私を見向きもしない。
遠くで助けを求める人がいる。ヒーローはそこに向かって走っていく。個性を使って向かう。
すれ違っても、私だと気づかない。
結局、そういうことなんだ。
私は、先生に救われた。ヒーローは助けると言いながら、助けることを怠った。
所詮、そんなものなんだ。
？？「っと。すまない。怪我はないかい？」
誰かとぶつかり倒れかけた。相手は私の手を取り、支えてくれた。
『い、いえ…。お気になさらず。』
そう言って顔をあげて相手を確認した。
確認して損をした。相手は、ベストジーニスト。
最悪だ。弔に知られたらきっと、何か言われるだろう。
ジーニスト「本当にすまないね。周囲に気を配っていたつもりでいた。君が無事で本当に良かったよ。もっと周囲を見なければいけないと、再確認もさせてもらえた。ありがとう。」
偽善者お得意のいい言葉並べ。
見えるよ。私には。
あんたたちの裏を、私は知ってる。
『…いえ。お気になさらず。人にぶつかることは、ヒーローでも一般市民でもヴィランでも起こしてしまうことですから。』
苛立ちを隠して、軽くお辞儀をする。
『先を急ぎますので、これで失礼します。』
そうして私はそこから離れた。
このとき……
ジーニスト「…彼女、まさか…。イレイザーの言っていた…。」
ベストジーニストがそんなことを呟いていたなんて、私は知らない。
ラッキーキャラ（作品中で絡めるつもりのキャラのみ）
拳藤一佳
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シオン(プロフ) - aoilovexanxusさん» ご指摘ありがとうございます…！！本当ですね…。すぐ直します…！本当にありがとうございます…！！ (2020年5月7日 22時) (
レス) id: 4b59e65728 (このIDを非表示/違反報告)
aoilovexanxus(プロフ) - シオンさん» 黒霧の設定のところOFAになってますよ？ (2020年5月7日 20時) (レス) id: 6a6a043b0a (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - マリンバさん» ご指摘ありがとうございます…！たまに分からなくなることがあるんですよね…。修正させていただきます。本当にありがとうございます…！ (2019年11月11日 23時) (レス) id: 4b59e65728 (このIDを非表示/違反報告)
マリンバ - 設定の所AFO(オールフォーワン)がOFA(ワンフォーオール)になってますよ！ (2019年11月11日 17時) (レス) id: dd11928539 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - ひまりさん» ありがとうございます…！のんびり更新ですが、これからもよろしくお願いします…！ (2019年11月5日 19時) (レス) id: 4b59e65728 (このIDを非表示/違反報告)
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