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「Aちゃんあなたその怪我!!
……あんのクソブタ野郎私のAちゃんになんて事してくれたのよ…!!」
『いつから私はあんたのになったのよ｡てか私の事殺そうとしてた人が何言ってんの』
「私は自分の手でAちゃんが苦しむ姿を見たいのよ!!それなのにアイツ…」
『うわぁ…』
思わず烏間先生に体を寄せてしまったが許して欲しい
「ソイツを殺す時は私を呼びなさい｡死ぬよりも辛く苦しい思いさせてあげるわ､簡単には死なせないわよ」
『なんか性格違くない…?』
「……厄介なのに好かれたな」
『やめてください』
そんな事をしていると､カルマがおじさんぬに話しかけていた
「…なーんだ､リベンジマッチやらないんだおじさんぬ｡俺の事殺したいほど恨んでないの?」
だが､おじさんぬはその挑発にはのらなかった
「殺したいのはやまやまだが､俺は私怨で人を殺した事は無いぬ｡誰かがお前を殺す依頼をよこす日を待つ｡だから狙われる位の人物になるぬ
まずは…おまえの大事なものを守れるようになるぬ」
おじさんぬは去り際に小さな声でカルマだけに届くように何かを言い頭をポンと叩いて行った
「……わかってるっつーの」
「そーいうこったガキ共!!本気で殺しに来て欲しかったら偉くなれ!!
そん時ゃプロの殺し屋の
『…やっと､終わったぁ』
ヘリの中､思わず声が出てしまった
「すまない赤葦さん､君のは色々苦労をかけた｡初めての事だらけで疲れただろう」
『ははっ大丈夫ですよ｡ひとりじゃなかったから』
「…そうだな」
「お嬢ちゃんの足､結構効いたぜ｡良いモンもってるな」
『あはっそれはどーも』
今までの緊張感からの解放からか､体に一気に疲労がきた｡足だけでなく体全体に力が入らなくなってきている
私の状態に気づいた烏間先生が体を寄りかからせるように近づける
「もう何も考えなくていい｡体も疲れているだろう､寝ていい」
『でも…』
「俺も充分に回復した｡赤葦さんも血は多く出たが傷自体はそんなにひどいものでは無い｡寝ている間に全て終わる｡だから寝ても問題ない」
『なんか…先生の大丈夫は､魔法みたい』
「魔法…?」
『そ｡なんか安心するし､めっちゃ眠たく､なってきた』
言いつつも目がだんだん開かなくなってきた私｡眠気に抗えずに遠のく意識｡途切れる最後に､よく頑張ったと先生が頭を撫でてくれた気がした
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ヒビヤ(プロフ) - みこさん» コメントありがとうございます!!少しづつですが頑張って更新していきます!これからも応援よろしくお願いします!! (2022年9月26日 20時) (
レス) id: e1dfed361c (このIDを非表示/違反報告)
みこ - めっちゃくちゃ面白くて一気読みしてしまいました！！更新頑張ってください！ (2022年8月26日 3時) (レス) id: d95e95d542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒビヤ | 作成日時：2022年8月7日 16時
