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私がそう返したらカルマは一瞬驚くように目を開いて､次にはガバッと私を抱きしめた
『かるま…!?』
驚きカルマの名前を呼ぶけど私の肩に顔を埋めて離してくれない｡カルマは更に腕に力を込めてギュッと抱きしめる｡恥ずかしさと嬉しさとでどうしようかと手をさ迷わせていると肩に顔を埋めたままボソッとカルマが小さな声で言った
「…なんだこれ…すっげぇ嬉しい」
『…ははっ私も｡少し恥ずかしいけど
ね､カルマ｡顔みたいな』
そう言うとやっと顔をあげ､見つめ合う私達｡そしてお互い照れくさいけど､嬉しくて少し笑った
『あはっなんだか変な感じ!今までと変わらないで､唯一名前が相棒から恋人って名前に変わっただけみたい』
「そうだね〜隣にいるし､遊びにも出掛けるし…
だけど､恋人だったらこんな事もできるよ」
カルマの顔が近づき､唇になにか柔らかいものが触れた
それはすぐに離れていき､カルマがニヤッと笑って言う
「キスは恋人じゃないと出来ないでしょ?」
一瞬だったから何かわからなかった私は､カルマの言葉を聞いて理解した
『っ!!』
理解した瞬間に顔から湯気が出るんじゃないかってほど顔が赤くなったのが自分でもわかる｡いつもなら茶化すカルマも今は優しく笑っている
「キス1つで赤くなっちゃって…可愛いね」
『かわっ』
今までカルマからそんなこと言われたことない…!!
さっきからカルマのひとつひとつに翻弄されっぱなしの私｡下を向いて見られないように顔を隠すしかない
だけど嫌じゃなかった｡嬉しくて､自然と頬が緩む
それからはお互い何も言わずに隣に座って海を眺めた｡ただ前と違うのは､お互いの距離は空いてなく､手を繋いで座っている
ただそれだけでも幸せだった｡カルマも同じなのか､握る手を優しく､だけど離さないようにギュッと握っていた
告白の時間 〜fin〜
next→衝撃の時間
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またまた更新が遅くなってすいません!
これからまたやっていきますのでよろしくお願いします!!
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ヒビヤ(プロフ) - みこさん» コメントありがとうございます!!少しづつですが頑張って更新していきます!これからも応援よろしくお願いします!! (2022年9月26日 20時) (
レス) id: e1dfed361c (このIDを非表示/違反報告)
みこ - めっちゃくちゃ面白くて一気読みしてしまいました！！更新頑張ってください！ (2022年8月26日 3時) (レス) id: d95e95d542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒビヤ | 作成日時：2022年8月7日 16時
