・怖いの時間 ページ13
「「「「暗殺…肝だめし?」」」」
「先生がお化け役を務めます｡久々にたっぷり分身して動きますよぉ
もちろん
先生の言い分に皆納得している
「面白そーじゃん｡昨日の晩動けなかった分憂さ晴らしだ!!」
「えーでも怖いのやだな〜」
「へーきへーき!!」
皆盛り上がりキャッキャしている｡殺せんせーもその様子をみてにこにこと笑って見守っている
「あ､でもよ2人組だったら人数的に1人余らねぇか?」
「あ…」
『その事なら考えなくていいよ〜私抜けるし』
「にゅや!?折角ですしAさんもやりましょう!ねっ!!」
『え､必死じゃん…いや考えてみてよ｡そもそも私支えてもらわないと歩けないし』
「え〜俺が支えてあげるよ?」
『カルマ…そんなウキウキしながら言わないでよ』
「だってAこういうの苦手じゃん｡隣でビクビクしてるA面白いんだもんw」
『人が怖がってるの面白がるな!!』
「ほら､カルマ君もこう言ってますし､ね?ね?」
『なんでそんなに行きたがらせるのさ､なんか企んでない?』
「ギクッそ､そんなわけないじゃいですか〜まったくAさんは変なこと言いますね〜先生はただ皆さんに楽しい思い出を作って欲しいだけですよ!!」
『急に最もらしいこと言って…だけど洞窟でしょ?ただでさえ暗くて足場が悪い中懐中電灯持ちながら支えるのはさすがに無理でしょ｡カルマ巻き込んで怪我させたくないし』
「………にゅぅ､仕方ありません｡Aさんは終わるまでここで待っていて下さい」
『わかった〜ごめんカルマ､あそこの岩の所まで支えてくれる?』
「なんで?」
『地面に座ったら立つのキツい』
「なるほどね､んじゃ行こっか」
『ごめん』
私を岩まで支えたカルマが皆の所に戻ったところで肝だめしがスタートした｡どうやら最初は渚くんと茅野ちゃんペアみたいだ｡その後も次々と洞窟へ入っていく
けどなんだろう…殺せんせーの思惑がわかってきたような…物凄くしょうもない事だけど…
考えながらボーッと海を見ていると目の前に殺せんせーの分身が現れた
『うわっ!!』
いきなりの事に後ろへ倒れそうになる私を殺せんせーが支え座らせてくれた
「すみませんっ脅かすつもりはなかったんですが」
『大丈夫｡ちょっと考え事してたから…どうしたの?』
「Aさんがひとりでは退屈かと思いまして話し相手になろうかと」
『そっか､ありがと〜』
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ヒビヤ(プロフ) - みこさん» コメントありがとうございます!!少しづつですが頑張って更新していきます!これからも応援よろしくお願いします!! (2022年9月26日 20時) (
レス) id: e1dfed361c (このIDを非表示/違反報告)
みこ - めっちゃくちゃ面白くて一気読みしてしまいました！！更新頑張ってください！ (2022年8月26日 3時) (レス) id: d95e95d542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒビヤ | 作成日時：2022年8月7日 16時
