・(少し流血注意) ページ3
「イカレやがって｡テメーが作ったルールの中で渚に負けただけだろーが
言っとくけどな､あの時テメーが勝ってよーが負けてよーが俺等テメーの事大ッ嫌いだからよ」
「ジャリ共の意見なんて聞いてねェ!!俺の指先でジャリが半分減るって事忘れんなよ!!
チビ､おまえ1人で登ってこい」
ひとり階段を登っていく鷹岡の背中に言う
『相変わらず卑怯な真似しないと勝てないんだ?何にも学んでないんだね､あんた』
私の声に鷹岡の視線が私に向く
「……ああ､そういえばおまえもいるじゃないか｡おまえも随分ナメた真似してくれたよなぁ」
『ナメた真似?よく言うよ｡烏間先生が防がなかったら当たってたくせに』
「……反抗期な娘には手を焼くなぁ｡いいだろう､おまえも相手をしてやる｡が…おまえは少し厄介だ」
鷹岡がそう言い私に向きなおった瞬間…ー
『ッあﾞあﾞ!!!!』
一瞬､何が起きたのかわからなかった
ドンッと大きな音がなり体､というより右足に焼けるような熱がまわり､続いて大きな､全力のバットの素振りを受けたような､そんな衝撃が走った
「Aッ!!!!」
地面に着く前にカルマが何とか私を抱き抱えた
「AッA!!」
「Aちゃんッ!!」
目が開けられないほどの痛みの中､何とか目を開け､鷹岡の方を向くと､奴は高らかに笑い片手に銃を持っていた
ああ､撃たれたのか…と他人事のように考える
「烏間先生!急いで止血を!!」
「わかっている!!赤葦さん､少し痛むが我慢してくれ」
ドクドクと血が流れる場所に烏間先生がハンカチを当て止血をする｡だが当たった場所が悪いのか､ハンカチがすぐに私の血で真っ赤に染まってしまった
「クソッ止まらんッ」
「先生､俺の使っていいからッ」
「すまないッ」
私を支えているカルマがハンカチを取り出し烏間先生に渡す
痛いし熱いし…中学生撃つとか…どこがまともだよマジ…ッ
ハンカチを当てながら烏間先生が鷹岡を睨み叫ぶ
「鷹岡ァァ!!!!」
「ハハハハッ!!これは反抗期の娘への躾だよ烏間｡何､ちゃんと急所は外してるよ､死にやしない｡だがまぁこいつの蹴りは少し厄介だからなぁ」
「だからAちゃんの足を…!?」
『…ッハァ…ハァ…』
「Aッ」
「おら､さっさと登って来いよ渚君｡早く終わらせないと赤葦の治療が出来ずに出血多量で死んじまうぞ?ククッ」
「………………行きたくないけど……行くよ」
渚くんは手に持っていた殺せんせーを茅野ちゃんに渡した
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ヒビヤ(プロフ) - みこさん» コメントありがとうございます!!少しづつですが頑張って更新していきます!これからも応援よろしくお願いします!! (2022年9月26日 20時) (
レス) id: e1dfed361c (このIDを非表示/違反報告)
みこ - めっちゃくちゃ面白くて一気読みしてしまいました！！更新頑張ってください！ (2022年8月26日 3時) (レス) id: d95e95d542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒビヤ | 作成日時：2022年8月7日 16時
