【暗殺教室】彼女の瞳に映る世界 part2 【赤羽業】 (ページ49)

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《二回表E組はなす術なく3アウト!!そして二回のウラ!!絶好調の進藤君が打撃でも火を吹く!!E組はマズい守備で長打を許す!!》

「ごめん杉野～」

「いーっていーってバンドしか練習してねーんだから」

《この回集中打で2点を返して3対2!!いよいよE組を追いつめたぞ!!》

《三回表のE組も三者凡退!!いよいよ最後､野球部の攻撃を残すのみ!!!》

「橋本君､手本(・・)を見せてあげなさい」

『マズい…!!』

「え?」

《あーっとバント!?今度はE組が地獄を見る番だ!!》

『やられた…!!』

「どういう事?Aちゃん」

『…普通なら､野球部が素人相手にバントなんて納得しない…けど､E組が先にやったことで､「手本を見せる」っていう理由ができた｡反論のしようもない…
くそっもっと考えてれば…』

「大丈夫だよAちゃん!!」

自分が力不足だったと考えていると､茅野ちゃんがその負の感情を振り切るように言い切った

「Aちゃんはすごい考えてくれてたし､男子の皆があんなに戦えてるのがその証拠だよ!!
きっと皆勝つよ!!だから最後まで信じようよ､渚達をさ」

笑顔で言った茅野ちゃんを見て私はなんだか落ちつけた

『茅野ちゃん…うん､そうだね｡カルマや皆を信じるよ｡ありがとう』

「ふふっどういたしまして!!」

円陣の時間～fin～

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